96年の雪組初演に始まり、星、宙、花組と回を重ね、'05年の月組公演で全組での公演が実現し、宝塚を代表する作品の一つとなった『エリザベート』。2006年に初演から10周年を記念して、公演に関わったことがある卒業生たち、及び新しく参加する卒業生によって梅田芸術劇場にて開催されたコンサート。構成・演出・訳詞は小池修一郎。麻路さき、稔幸、絵麻緒ゆう、姿月あさと 他。公演と同じく、「ACT�T」第1場 プロローグから第17場 更衣室〜鏡の間。「ACT�U」第1場A キッチュから第15場 エピローグまでを、場面を追いながら当時の衣裳を身に纏った出演者がミュージカル・ナンバーを披露する。収録された日の主なキャストは、「ACT�T」は、トートを麻路さき、エリザベートは大鳥れい、「ACT�U」が、トートを姿月あさと、エリザベートは白城あやか。「ACT�T」「ACT�U」を通して、フランツ・ヨーゼフが稔幸、ルドルフは絵麻緒ゆう、ルイジ・ルキーニに樹里咲穂、少年時代のルドルフを月影瞳、エルマー・バチャーニは成瀬こうきで上演された。出演者一堂に並ぶ場では麻路トートと姿月トートのツーショットも実現。

主な出演者麻路さき、稔幸、絵麻緒ゆう、姿月あさと 他