1999年の入団以来、着実に成長を遂げ、美しい歌声とダンスで魅了してきた宙組・美羽あさひ。1999年『ノバ・ボサ・ノバ』で初舞台を踏み、その後、宙組へ配属。美羽は当時を振り返り、初舞台のロケットは皆と一緒に作り上げ、とても思い出深いと語ります。'00年の『望郷は海を越えて』新人公演では、本役が花總まりの由布姫とエカテリーナ役を演じることができた事が、貴重な経験となった。そして、'01年の『ベルサイユのばら』新人公演でも、本役が花總のマリー・アントワネット役を演じ、このことが大きなきっかけとなり、何にでも積極的に挑戦できるようになったと話します。思い出深い作品は、'02年バウ公演『エイジ・オブ・イノセント』のメイ・ウェランド役、'06年の『維新回天・竜馬伝！』のお蝶役。そして、記憶に新しい'09年バウ公演『逆転裁判』のレオナ・クライドは、自分にとって大きな意味のある役であったと語ります。どんな時も持ち前の明るさで舞台に積極的に取り組み、個性溢れる娘役を作り上げてきた、美羽あさひの貴重なラスト・メッセージ。

主な出演者美羽あさひ