ショパンの名曲を中心に、クラシック音楽の世界を華麗にレビュー化。貴城けいと紫城るいの退団公演。'07年宙組・東京宝塚劇場・千秋楽。作・演出は草野旦。貴城けい、紫城るい、大和悠河 他。バトラー<執事>風の5人の男（蘭寿とむ、悠未ひろ、北翔海莉、十輝いりす、七帆ひかる）達がクラシックとは何かと歌う。マントに身を包んだクラシックヒーロー(貴城）が高らかに歌うと、軍服姿の大勢の男が登場してプロローグが始まる。舞台一面のポピー畑、ドリーマー（大和）がポピーの精と戯れていると…。亡霊となったカシウス（貴城）が美しかった青春の日々を回想する、カシウスと友人トーマス(蘭寿）の家は対立していた…。雪の降る夜、貴族の令嬢（紫城）と紳士（大和）が夜会へと向かう、丸メガネの執事（貴城）のとりなしで次々とカップルとなり、最後に執事のメガネと服を剥ぎ取ると…。クラシックバレエからロケットダンスに。老貴婦人（紫城）が生前のショパンを懐かしむ。別れの曲、ショパン（貴城）が弾くピアノから“運命”(蘭寿）が現れ、彼を死の世界に誘惑する、ジョルジュ・サンド（大和）と出会ったショパンは恋に落ちるが別れが訪れ…。

主な出演者貴城けい、紫城るい、大和悠河　他