マリー・アントワネットの生誕250年を記念しての公演。フェルゼンと王妃マリー・アントワネットの愛を中心に描かれ、オスカルが役替わりで演じられ、今回は朝海ひかるが演じたバージョン。'06年星組・宝塚大劇場。原作は池田理代子。脚本・演出は植田紳爾。演出は谷正純。湖月わたる、白羽ゆり、安蘭けい、朝海（雪組） 他。オーストリア帝国ハプスブルグ家から14歳でフランス、ブルボン王朝の王太子だったルイ16世に嫁いでから十数年、アントワネット（白羽）の心は孤独に苛まされていた。そんなときアントワネットは、オペラ座の仮面舞踏会でスウェーデンの若き貴族、フェルゼン（湖月）に出会い、二人は運命的な恋に落ちる。王妃付き近衛隊隊長でフェルゼンを密かに恋する男装の麗人オスカル（朝海）、幼いころからオスカルを一途に慕うアンドレ（安蘭）、オスカルの求婚者ジェローデル（涼紫央）、そして革命派のベルナール（立樹遥）と妻のロザリー（陽月華）…フランス革命の嵐のなか、それぞれの運命が激しく動き出す。

主な出演者湖月わたる、白羽ゆり、安蘭けい／朝海ひかる　他