2003年の入団以来、娘役として、誠実に可憐に舞台で輝いてきた月組・羽桜しずく。2003年の『花の宝塚風土記』が初舞台。この時の同期とのロケットが楽しい思い出だと語ります。その後、星組に配属。いくつかの作品を経て、2004年の真飛聖ディナーショーに出演したことが、自身の転機となった。そして、'07年『シークレット・ハンター』新人公演では、主演娘役・遠野あすか演じるジェニファー役を演じられたことが良い経験となったと当時を振り返ります。そして、2008年に月組に組替え。'08年『ME AND MY GIRL』新人公演、同年の博多座公演『ME AND MY GIRL』 ではサリー役という大役を任せられ、稽古中はとにかく大変だったが、充実したものになったというエピソードも。「ひたむきに走り抜けたこの宝塚生活は、自分にとって大きな達成感に繋がった」と明るく語る、羽桜しずくの貴重なラスト・メッセージ。

主な出演者羽桜しずく