番組詳細
第50回記念「宝塚舞踊会」(’09年・宝塚)
2009年11月20日に開催された、第50回記念「宝塚舞踊会」。'09年・宝塚大劇場。作・構成は植田紳爾。(専科)松本悠里、轟悠、(星組)柚希礼音、夢咲ねね、涼紫央、(宙組)大空祐飛、野々すみ花、蘭寿とむ、北翔海莉 他。今回は「五句桜義経絵巻(ごくざくらよしつねえまき)」と称して、邦楽や舞踊にある義経物を集めて構成された。「五句」とは五十の意味で、藤原定家の書の中から引用された。序幕は御祝儀として祝舞を二つ、「蓬莱」は日舞のレッスン回数が年間最多の生徒たちで、「花がたみ」は専科の光あけみ、一原けい、五峰亜季、美穂圭子が舞う。義経絵巻の始まりは、幼い牛若丸(涼)と天狗達との立ち回りが爽快な「鞍馬山」。続く「船弁慶」は、牛若丸(蘭寿)と母の常盤御前(京三紗)の愛情と、弁慶(北翔)との出会いを。「十二段松の調べ」は、奥州に旅立つ義経(大空)が浄瑠璃姫(野々)に出会い、その恋と別れを描いたもの。「吉野山」は、義経を慕って吉野山に行く静御前(夢咲)を守護し供をする佐藤忠信(柚希)が実は静の持つ鼓の皮になった狐の子供だという夢幻的で情緒あふれた物語。「弓八島」は、今回の舞踊会のため、また轟のために作られた新作。西国行脚の僧が讃岐の八島の浦で義経(轟)の霊に出会い、壇ノ浦の合戦のありさまを聞くというもの。「賤の小田巻」は、頼朝に捕らえられた静御前(松本)が、頼朝の所望に答えて白拍子の舞を披露するが、捕らわれの身であるにもかかわらず毅然としてその舞の中で、義経を慕い安全を祈った為、頼朝の不興を買ったという故事を舞踊化したもの。
主な出演者松本悠里、轟悠/柚希礼音、夢咲ねね/大空祐飛、野々すみ花 他
放送日時 |
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格調高い舞踊会 投稿者:綾音 松本先生を筆頭に皆様の素晴らしい舞踊会でした。
特にトップさん達はお忙しいのに頑張っておられ、従って下級生達も大勢参加されて大変お上手でした。
そしてダンスの名手は日舞の素養もおありなのだと改めて感じました。
お稽古の成果が1年に1度発表でき、お囃子も付いての本格的な舞台で、これも宝塚の素晴らしさの一つだと思います。
フィナーレははかま姿で童謡で綴られた可愛くて、楽しいフィナーレでした。
前に「エル・アルコン鷹」のプロダクションノートで柚希さんがお着物姿でお稽古をされていて、舞踊会のお稽古と重なっていたようですが、その時に努力家だなと感心した覚えがありました。皆様、日本の伝統ある日舞をこれからも続けて頂きたいと思います。投稿日時:2010年01月28日

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