2003年の入団以来、娘役として可憐な笑顔と演技でファンを魅力してきた、雪組・大月さゆ。2003年『花の宝塚風土記』で初舞台を踏み、その後、雪組に配属。当時、宝塚大劇場のような大きな舞台に立てることに感激したと話します。そして、2003年の樹里咲穂コンサート「JUBILEE-S」に出演した時、舞台に立つ上での心構えや大変さ、喜びを感じることができたと、当時を振り返ります。そして、’06年バウ公演『Young Bloods!!』は、自分にとって大きな転機になった作品であり、仲間と一つの作品を作り上げる喜びを感じることができた。その後、’06年新人公演『堕天使の涙』で初ヒロイン役となったリリス役、’07年新人公演『エリザベート』でエリザベート役を演じることになり、とにかく無我夢中でやっていたが、役に恵まれ本当に幸せだったと話します。また、’08年バウ公演『凍てついた明日−ボニー&クライドとの邂逅−』のボニー役、’08年ドラマシティ公演・’09年東特公演『カラマーゾフの兄弟』のカテリーナ役を通じて、役作りの喜びを新たに見出したと語ります。「恵まれた環境で、たくさんの役に出会えて本当に幸せでした」と、宝塚への熱い想いを笑顔で語る、大月さゆの貴重なラスト・メッセージ。

主な出演者大月さゆ