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落陽のパレルモ(’05年花組・宝塚)

19世紀半ばのシチリアを舞台に、没落していく貴族階級と未来に希望を託す民衆達を描きつつ、身分や時代を超えて生き続ける愛の軌跡を描く。'05年花組・宝塚大劇場。作・演出は植田景子。春野寿美礼、ふづき美世 他。1942年、シチリアに帰郷したヴィットリオ・ファブリッツィオ(彩吹真央)は恋人のジュディッタ(遠野あすか)に曾祖父・ヴィットリオ・ロッシと、曾祖母・アンリエッタ・カヴァーレの愛の物語を語り始める。1860年、シチリアではイタリア統一への動きが高まっていた。ヴィットリオ・ロッシ(春野)は、ニコラ(蘭寿とむ)達と共に義勇兵として革命に参加し、イタリア統一後は功績が認められ、平民ながら政府軍中佐に昇進していた。ある日、ヴィットリオは、上司であるシチリアの名門貴族ロドリーゴ(真飛聖)伯爵と共に、パレルモの有力貴族カヴァーレ公爵家の晩餐会を訪れる。そこで、ヴィットリオは公爵家の長女アンリエッタ(ふづき)に出会う…。

主な出演者春野寿美礼、ふづき美世 他

放送日時

  • ヴィットリオに心奪われて。
    投稿者:つゆ草
    くれない色の空と海を見渡し岸壁に立つ青年〜心震わせられる歌声、背筋も気貴く、聡明な澄んだ瞳、真紅の軍服がほんとうにお似合いの青年ヴィットリオ・ロッシがロザリオを握り、熱い血を漲らせながら歌う「ロザリオの祈り」〜はじまりからこちらは心が体が釘付けです!!
    シチリアを舞台に愛しあうことか許されない青年の憤りが、ふりそそぐ太陽と青い海の香り、オレンジの花やジャスミンが咲き乱れる香りにのって漂ってきます。
    終盤、母からのロザリオを握るヴィットリオに熱い涙が止まりません。
    ラスト、白い軍服のヴィットリオの一言が心深く残りました。
    花組、春野寿美礼さんの代表作をお魅せせくださり、宝物の変わらぬ輝きに触れて!寿美礼さんに熱く熱くトキメイて!心にエネルギーを与えてくださるスカイステージ様ほんとうにありがとうございます。
    投稿日時:2023年11月13日
  • 涙腺崩壊
    投稿者:もらい泣き
     丁度、舞台を見ていなかった頃の作品。スカイステージの名場面集などで断片的に見ていたので、今日初めて、全編とおして観ることができ、ストーリーがわかって満足感に浸っていたら、例の野々すみ花さんの、「ママ〜!!」の絶叫シーンがはじまり…
     涙腺崩壊!いっしょに「ママ〜!!」と心の中で絶叫してしまいました。迫真の演技ですね〜。
    投稿日時:2011年02月15日

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