番組詳細
オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」
オペラの歴史を語る上では欠かせないグルックの名作。初演は、1762年、ウィーン、ホーフブルク宮廷劇場、日本では1903年、日本人によって訳詩上演された最初のオペラとして初演された。華やかな装飾技巧を廃してドラマと密着したアリア、レチタティーヴォを使用するなど、様式に新風をもたらすオペラ改革の出発点となった傑作。エリザベートのウィーン・オリジナルプロダクションの演出家として、宝塚ファンにはお馴染みのハリー・クプファーは、時代をギリシャ神話の時代から現代へと移し、回転鏡を設置した舞台に映像を投影して不思議な世界を創造する。この時空や時代を超越した空間は、オルフェオの精神世界をも具現することになる。ジャンパー姿のオルフェオは、竪琴ならぬギターを持ち、妻エウリディーチェを蛇の毒ではなく交通事故で失う。悲嘆するオルフェオは、現代の「地獄」ということだろうか、精神病院に入院する。オルフェオのカウンター・テナー、コヴァルスキーが安定した歌唱を聴かせるのも魅力。
主な出演者ヨッヘン・コヴァルスキー、ギリアン・ウェブスター
放送日時 |
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