原作は自由奔放で情熱的な女性スカーレットと彼女を一途に愛し続けるレット・バトラーとの愛憎を南北戦争を背景に描いたマーガレット・ミッチェルの小説。今もって世界のベストセラーであり、映画版も大ヒットを記録した名作。宝塚歌劇では1977年にミュージカル化し初演。その後、再演を重ねている代表作の一つ。この公演は「レット・バトラー編」として上演された、。脚本・演出、植田紳爾。演出は谷正純。'04年宙組・全国ツアー・千秋楽。和央ようか、花總まり、（専科）初風緑 他。1862年、アメリカ南部アトランタ駅。レット・バトラー（和央）は、樫ノ木屋敷と呼ばれる豪壮なウィルクス家の野外パーティで初めて会った時に心惹かれたスカーレット・オハラ（花總）に再会する。バトラーは今、封鎖破りの船長として知られていた。一方、スカーレットはウィルクス家の長男アシュレ（初風）に失恋した面当てに、愛してもいない男性と結婚したが、戦死したため未亡人となっていた。そして夫アシュレの出征中ひとりとなっているメラニー（美羽あさひ）と暮らすためアトランタへやってきたのだった…。

主な出演者和央ようか、花總まり／初風緑 他