番組詳細
リラの壁の囚人たち(’10年星組・東特・千秋楽)
ドイツ占領下のパリの下町へ、レジスタンス活動のため潜入したイギリスの若き連絡将校の苦悩の恋を描く。故小原弘稔作・演出の第二次世界大戦レジスタンスシリーズと呼ばれる三部作の第一作目で、'88年に涼風真世、朝凪鈴、久世星佳らを中心とした月組で宝塚バウホールにて上演された作品。今回の演出は中村一徳が担当。'10年星組・東京特別公演・千秋楽。凰稀かなめ、白華れみ 他。1944年の晩春。ドイツ占領下のパリ。うらぶれた袋小路の中庭にゲシュタポに追われたレジスタンスの男達が、負傷した英国情報部員のエドワード(凰稀)を連れて逃げ込んでくる。ドイツ兵に見つかれば自分達にも累が及ぶと住人達は困惑するが、警官のモラン(美城れん)や医師レーモン(にしき愛)の厚意でエドワード達は匿ってもらうことになる。袋小路には、モランの娘ポーラ(白華)や彼女の婚約者でレーモンの息子のジョルジュ(紅ゆずる)やキャバレーの女将ラルダ(万里柚美)達が住んでいた。ポーラはエドワード達が不自由のないようにと気を配るが、その様子を見ていたジョルジュは嫌悪感を顕にし、周囲に腹立ちをぶつける。戦傷によって車椅子での生活を余儀なくされて以来、すっかり心が荒んでしまったジョルジュは、ポーラにも辛く当たっていた。事情を知ったエドワードは、ポーラを温かく励ますのだった…。
主な出演者凰稀かなめ、白華れみ 他
放送日時 |
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涙が溢れました。 投稿者:☆笙ko☆ 今の私たちでは想像もできない、戦争の時代。
そのような暗い中でも、人を思いやる心や愛する心があればこそ
人々は、明日に向かって生きていけるのだと思わせてくれる、
素晴らしい作品でした。
同時に放映されていた、Now On Stageの話を聞き、皆さんの役に対する情熱や苦労から、出演者のプロ意識に感動しました。
宝塚歌劇とともに、残っていく作品なのだと実感しました。投稿日時:2011年06月12日
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傑作です 投稿者:きお 煙草を吸おうとして火がみつからず戻してしまう、ふとした演技や殴るシーンなど本当にうまいなと。煙草を吸わなくてもあんなにかっこいいなんて…!「ロミジュリ」の殴るシーンも色気があってキレた迫力でしたが、今回は将校らしくスマートで冷静な強さでした。
なんといっても見せ場はデュエットダンスだと思うのですが、あふれそうな想いをぐっとこらえたり、向けられた強い眼差しに戸惑ったり、手を取った瞬間に気持ちが伝わったり、愛し愛される心が体中に満たされたり、2人の気持ちが流れ込んでくるようで。れみちゃんの戸惑ったようなはにかんだ表情がとてもかわいらしくて美しくて。…でもその幸せの表現が、気持ちを抑えないといけない苦しさ、せつなさ、悲しみを特に本当によく浮きだたせていたと思います。DVDとは演技や演出が変わっていてまたあの世界に入り込むことができた嬉しさと少し違った世界に足を踏み入れたようなドキドキを味わいました。下級生まで歌やセリフがあってそれぞの人物が皆であの独特な雰囲気を造りあげていましたが、エドから始まるラマルセイエーズがうねるような最後の大コーラスに至る劇場での迫力を思い出しました。投稿日時:2011年06月12日
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オンエアお待ちしていました。 投稿者:まったり 見逃したバウホール作品を見られるのもスカイステージならでは。
エドは本当に甘い二枚目でないと存在しにくい役、鳳稀さんにはぴったりです。ポーラ・白華さんは女優さんですね、すなおに役に染まれる力量のある方です。
ジョルジュ・紅さんは情熱的な性格俳優、ジョルジュの哀しさが痛々しく表現され涙を誘いました。
美弥さん・壱城さんともに魅力的な男役さんで華があります。音波さんは、愛らしい美人系娘役さんで好きですね。
観る事が出来よかったです。ありがとうございました。
投稿日時:2011年06月06日
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