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綺譚・桜姫(’11年・名古屋・御園座)

2011年4月、名古屋・御園座にて上演された、大和悠河主演「綺譚・桜姫」をタカラヅカ・スカイ・ステージオリジナル収録でお届け。原作・鶴屋南北、脚本・演出・荻田浩一、音楽・斉藤恒芳。吉田家の息女・桜姫(大和悠河)は、生まれつき左手が開かない。桜姫が長谷寺の僧・清玄(合田雅吏)の許を訪ねると、不思議な事に手が開き、中から香箱の蓋が落ちた。清玄は、十七年前に稚児の白菊丸と心中を計り、自分だけが生き残ったのだが、その香箱の蓋はその折に彼に持たせたもので、桜姫こそ白菊丸の生まれ変わりであることを知る。その様子を釣鐘権助(須賀貴匡)という悪党が影から見ていた。この権助は、姫が密かに探し求めていた男であった。零落していく桜姫、姫との前世からの因縁に苦しみ自滅する僧侶・清玄、ならず者の色男・権助・・・流転の末に運命の糸に絡められていく三人の行き着く先は・・・。幻惑的な物語、舞踊、音楽が織りなす、妖しく華やかな絵巻物の世界・・・。

主な出演者大和悠河、合田雅吏、須賀貴匡 他

放送日時

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番組名

綺譚・桜姫(’11年・名古屋・御園座)

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