番組詳細
宝塚歌劇の殿堂#2「天津乙女」
大正7年の12歳の時に初舞台。「鞍馬天狗」では主役を演じ、「女郎蜘蛛」では、小さな体を生かして、舞台をスルスル駆け回り、観客を驚かせた天津乙女。レビュー全盛の時代には、レビューにも出演しました。そんな、天才舞踊家であり、舞台人の天津の芸風や舞台での印象を、演出家の植田紳爾と宝塚歌劇団専科の松本悠里があますところなく、披露します。彼女は、宝塚における日本舞踊を成熟させた功労者であります。その転機は六代目尾上菊五郎との出会いでした。その舞台に目を丸くし、六代目に師事した天津は、日本舞踊にのめり込んでいきました。なぜ、六代目菊五郎が天津の舞踊を認め育てようとしたかは、歌舞伎評論家の渡辺保さんに語っていただきます。二人の芸風の相性が良く、その気風の良さでお互いを認め合っていった彼の話しも大変興味深いです。生涯を宝塚に捧げた、天才舞台人天津乙女のすべてをご覧ください。
主な出演者松本悠里、京三沙、植田紳爾、渡辺保
放送日時 |
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伝説の芸 投稿者:じっくり 日舞を見る目はありませんが、体の芯がぶれない隙のない身のこなしは、類まれな芸への集中力と秀でた芸勘の賜物。伝説の方の若き日の舞台姿と、「人間結局は1人…」の言葉を知って胸が熱くなりました。
覚悟の上で人生のすべてを芸に捧げたからこその至芸だったのですね。
時代をともにした方々のお話も、興味深く拝見しました。
投稿日時:2011年11月16日

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