2014年に100周年を迎える宝塚歌劇団。その歴史を彩ってきたスターたちにスポットをあて、在団中どのようなスターだったかを紹介しながら、100周年への想い、卒業してみて改めて感じたタカラヅカの魅力などを、インタビューと舞台映像でお届けします。第2回は、元星組トップスターで、現在は女優として活躍する安蘭けいです。安蘭は雪組下級生時代は、とにかく怖いもの知らずだったと振り返ります。しかし、その経験を踏まえて「最近の生徒は真面目だけれど、怒られることに臆病にならずに、まず挑戦してみてほしい。まずやってみて怒られてから気付いて、勉強することも大切」と話します。雪組に同期生が組替えで異動してきた時、自身が星組に組替えになった時に挫折を感じ、考えが変わったこと、トップスターに就任した時には、本当に様々な人の支えがあったからと感じたことなど、率直にこれまでの想いを語ります。また、退団後の女優としての想い、ポリシーも。そして最後に、現役生には、「夢をあきらめず、自分が何故宝塚に入ってきたかを毎日思い返して過ごしてほしい。そうすれば、自ずと道は拓けてくる。自分を信じて、自分のやりたいことをやって、夢を見続けてほしい」とエールを送ります。ナレーションは、星組の天寿光希。（2012年08月初回放送）

主な出演者安蘭けい／ナレーション：天寿光希