作・演出の岡田敬二のロマンチック・レビュー・シリーズの代表作のひとつ。愛の媚薬−ル・ポァゾン-によって激しく燃え上がる様々な愛の逸話を、大人の香りを漂わせながらバラエティー豊かに描き出す。1990年に剣幸、こだま愛を中心とした月組で上演し、好評を博したレビューを再構成。'11年花組・全国ツアー。蘭寿とむ、蘭乃はな 他。吟遊詩人（華形ひかる）がル・ポァゾン-愛の媚薬-について歌う。美しい媚薬の瓶の中でのカップル（蘭寿、蘭乃）の愛のデュエットから始まる華やかで香り高い<オープニング>。王子パリス（蘭寿）と亜麻色の髪の乙女アルミテス（蘭乃）がアポロンやミューズと踊る<愛の歓び>。現代のアダム（蘭寿）とイヴ（蘭乃）が踊る<愛の誘惑>。華やかに振舞う闘牛士（蘭寿）だが、果たして自分の真の姿なのかと闘牛士の影（華形）が問う。闘牛士の心の葛藤を描く<愛の葛藤>等。

主な出演者蘭寿とむ、蘭乃はな 他