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宝塚アーカイブス(再編集)#19「日本初のレビュー「モン・パリ」誕生」(前編)

毎年9月1日は「レビュー記念日」として、宝塚歌劇にとって特別な日となっています。昭和63年に、日本初のレビューとなった昭和2年の「モン・パリ〜吾が巴里よ〜」の初演を記念して制定されました。日本初のレビュー『モン・パリ』は、演出家・岸田辰弥の海外視察からのおみやげ作品でした。宝塚歌劇は、この『モン・パリ』の大ヒットによってレビュー時代を迎えます。『モン・パリ』は、幕なし16場、登場人数のべ210人、上演時間1時間30分という、当時としては考えられない大作でした。振付はすべて白井鐵造が担当、岸田辰弥が海外で体験したさまざまな出来事が盛り込まれました。船・汽車・自動車などスピード時代の機械文明が登場し、息つく暇もない舞台でした。また、衣装も、これまでの宝塚歌劇にはなかった大胆に足や腕を出したものが登場し、観客を驚かせました。そして主題歌も大ヒット、『モン・パリ』は大成功をおさめるのでした。

主な出演者ナレーション:高ひづる

放送日時

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宝塚アーカイブス(再編集)#19「日本初のレビュー「モン・パリ」誕生」(前編)

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