2014年に創立100周年を迎えた宝塚歌劇。小林一三翁が小さな温泉街に築いたパラダイスが今日に至るエンターテイメントに成長するまでの軌跡を、いくつかのテーマに分けて辿っていきます。今月のテーマは「宝塚レビューの成り立ち」です。第1回公演「ドンブラコ」から始まった宝塚歌劇、童話「桃太郎」をベースとした最初の舞台は、室内プールの上に板を張っただけの急ごしらえの舞台で少人数の少女が歌い踊る可愛らしいものでした。それが、一体どのような過程を経て今のような豪華なレビューを上演するに至ったのでしょうか。パリやアメリカなど、ショービジネスの本場へ留学した歴代の演出家らの功績や、現在に至るまでのレビュー作品の数々を貴重な映像と共にご紹介。今回は、花組の華形ひかるが登場、「宝塚博士」の伝える100年の歴史を一緒に学びましょう！

主な出演者一樹千尋、華形ひかる