今年100周年を迎えた宝塚歌劇団。その歴史を彩ってきたスターたちにスポットをあて、そのスターたちが在団中どのようなスターだったかを紹介しながら、100周年への想い、卒業して改めて感じた宝塚の魅力などを、インタビューと舞台映像でお届けします。今回は宝塚を代表する男役スターだった元花組トップスター・安奈淳の登場です。安奈は、1965年『エスカイヤ・ガールス』で初舞台。1969年には『安寿と厨子王』新人公演で初主演を務めた。甘いマスクのフェアリータイプの男役として、下級生の頃より人気を博し、1970年には鳳蘭と星組ダブルトップに。『ノバ・ボサ・ノバ』『我が愛は山の彼方に』『ラ・ラ・ファンタシーク』など、数々の作品で活躍。1975年には、一世を風靡した『ベルサイユのばら』のオスカル役で大人気を博す。そして、花組単独トップに就任。1978年『風と共に去りぬ』のスカーレット役を最後に宝塚を退団。退団後は女優として、ミュージカルなどで活躍するが、2000年に大病を患い活動を休止。現在は復帰し、コンサートなどの活躍を続けています。100周年を迎えた宝塚、現役生には「お客様は夢を求めて宝塚にいらっしゃるのだから、宝塚は夢の舞台だということを忘れず、、ずーっと夢夢しくいてほしい」との言葉を。今回の案内人は花組の鳳真由です。（2014年08月初回放送）

主な出演者安奈淳