平成16年、宝塚歌劇は90周年という記念の年を迎えます。宝塚歌劇団はこれまで創設を記念して10周年ごとに記念式典を開催しています。記念式典は昭和29年、40周年の年から始まりました。昭和29年4月1日、この日は市制施行によって宝塚市も誕生した日で、記念式典は春日野八千代の開会の辞で始まりました。50周年記念式典では白井鐵造作・演出、祝舞「宝寿」を天津乙女、春日野八千代らが披露しました。昭和49年60周年の年は『ベルサイユのばら』初演の年。記念式典は「すみれの花咲く頃」で幕を開け、白井鐵造作・演出、祝舞「清く正しく美しく」を天津乙女が踊りました。昭和59年の70周年記念式典では「百年への道」の大合唱が行われました。平成6年80周年記念式典は総勢448名が舞台に立ち、およそ3時間に亘る豪華な内容となりました。今回は40周年・50周年・70周年・80周年の記念式典の映像とともにお送りします。

主な出演者ナレーション：高ひづる