日本国内に存在する、100年以上の時を経てなお、多くの人々に愛され続けるさまざまなモノをクローズアップ、その魅力をご紹介する番組。第14回は、「甘春堂の干菓子」がテーマです。1865年に創業、現在では六代目を迎えた、京都でも老舗の甘春堂。瀬戸かずやはまず本店を訪ね、甘春堂のことを学びます。続いて、本店にほど近い東店で、実際に干菓子の製造風景を見学します。職人の手作業で丁寧に作られる、シンプルで可愛い干菓子と、干菓子を基に２代目が創作した看板商品、門外不出ともいえる銘菓“茶寿器(ちゃじゅのうつわ)”を知ります。その銘菓を初めて目にした、瀬戸の豊かな表情、試食のシーンは見逃せません。さらに、他の銘菓もいくつか試食し、幸せすぎる表情の瀬戸を見ていると、確実に和菓子が食べたくなります。最後に、全く初めてだという３種の和菓子づくりに挑戦。大きな手を使い、真剣な眼差しで作業し、時に、男役らしいリアクションが見られる様子はほほ笑ましく、必見です。そして、出来上がった和菓子を試食すると、やっぱり満面の笑みがこぼれる瀬戸―。随所できっちりとした質問やコメントを返しつつも、和菓子大好きの瀬戸が見せる笑顔と、そこはかとなく醸し出す男役らしい色気とのギャップに胸がときめく30分、どうぞお楽しみに。

主な出演者瀬戸かずや