2014年に100周年を迎えた宝塚歌劇団。その歴史を彩ってきたスターたちにスポットをあて、現役当時のエピソード、改めて感じた宝塚の魅力などをインタビューでお届けします。今回は元星組トップ娘役・遠野あすかが登場。遠野は1998年宙組公演『シトラスの風』で初舞台を踏み、翌年宙組に配属。入団2年目でドラマシティ公演『CROSS　ROAD』でヒロインに抜擢され、2000年には新人公演初ヒロイン、宝塚バウホール公演でのヒロインなど、華やかなスタートを切りました。2001年には花組に組替え、2006年に専科に異動、そして、2006年星組に組替え、安蘭けいの相手役として、星組トップ娘役に就任しました。実力派の大人の雰囲気溢れるトップコンビとして『THE SCARLET PIMPERNEL』『My Dear New Orleans』などでヒロインを務め、2009年宝塚を退団。「バランスのいいコンビは観る側にとってもハッピーだと思うので、コミュニケーションをしっかりと取って素敵なコンビになってほしい」「宝塚の素敵なところは、出演者みんなが青春しているところ。誰に言われるのでもなく、自分で努力している人がたくさんいるから、キラキラしたところになると思う」など、当時を振り返って語ります。今回のナレーションは、星組の音波みのりです。（2015年2月初回放送）

主な出演者遠野あすか／ナレーション：音波みのり