花組新トップスターとなった明日海りおを中心とした「フェルゼンとマリー・アントワネット編」。原作は池田理代子。脚本・演出は植田紳爾。演出は谷正純。'14年花組・中日劇場。明日海、蘭乃はな 他。18世紀末、永の栄華を誇ったブルボン王朝は翳りを見せ始め、重税に喘ぎ、各地で暴動を起こす民衆と宮廷の関係は日増しに緊迫の度合いを深めていた。また、宮廷はブルボン王朝を揺るがすような問題をもう一つ抱えていた、王妃マリー・アントワネット(蘭乃）とスウェーデンの伯爵フェルゼン(明日海）との道ならぬ恋である。王宮のしきたりや儀式に縛られ、孤独を感じていたアントワネットと留学生のフェルゼンは出会うや否や恋に落ち、密かに逢瀬を重ねていたのだ…。王妃付き近衛隊隊長でフェルゼンを密かに恋する男装の麗人オスカル（芹香斗亜）、幼いころからオスカルを一途に慕うアンドレ（望海風斗）…フランス革命の嵐のなか、それぞれの運命が激しく動き出す。

主な出演者明日海りお、蘭乃はな　他