昭和、平成と再演してきた名作の21世紀版。星・宙組が東西で同時上演し、宙組はフェルゼンとマリー・アントワネットの恋を中心に描く。オスカルとアンドレを、彩輝直と水夏希が役替りで演じ、今回は彩輝がオスカルを演じたバージョン。'01年宙組・宝塚大劇場。原作は池田理代子。脚本・演出は植田紳爾。演出は谷正純。和央ようか、花總まり、彩輝 他。オーストリアの王女アントワネット（花總）のフランスへの輿入れから物語は始まる。時は流れ、王妃となったアントワネットは心弾むことの無い日々を送っていたが、スウェーデン貴族フェルゼン（和央）と出会い、二人は決して許されぬ恋と知りながらのめり込んでいく。王妃の為を思いスウェーデンに帰国をしたフェルゼンだが、革命が起こりアントワネットが幽閉されたことを知りフランスへと向かう…。フィナーレには、この作品に携わった人々への追悼の意味も込めた”オマージュ”という新曲も。

主な出演者和央ようか、花總まり／彩輝直　他