クリスマス・イブのリバプールから始まる、劇作家希望の若者と女優志願の恋。'82年花組・宝塚バウホール。作・演出は正塚晴彦。平みち、峰丘奈知 他。1950年、クリスマスイブのリバプール。劇作家志望の青年ロバート（平）は恋人アンジェラを交通事故で亡くす。車を運転していたのはロンドンのプロデューサー、ジェームズ（新城まゆみ）。キャサリンの死に痛手を受けたロバートはロンドンへと旅立つが、そこでキャサリンそっくりの女優志願の娘ジョアンナ（峰丘・二役）に出会い、彼女に惹かれていく。やがて、ジョアンナはジェームズがプロデュースするミュージカルのオーディションにパス。すると、ジェームズはロバートに彼女から離れるよう要求する。そして初日が近づき、重圧に耐えかねたジョアンナはロバートを訪ねる。しかし、彼に冷たく追い返されてしまい、ジェームズに慰められる。それを見たロバートは二人の仲を誤解する。

主な出演者平みち、峰丘奈知　他