星組主演男役・麻路さきが宝塚生活最後の年を迎え、相手役の星奈優里とともに、宝塚、東京、名古屋で行ったディナーショー。'98年・宝塚ホテル。「麻路と行く世界一周ツアー」というコンセプトでショーは展開。飛行機にのってさまざまな国をいく中、麻路は、映画「カサブランカ」の”時の過ぎゆくままに”を得意のピアノで弾き語りをしたり、星奈とともに”ラ・クンパルシータ”で本格的なタンゴを踊るなど、多彩な魅力を発揮する。またクライマックスでは、ディック・リーの”フライドライス・パラダイス”を軽快に歌い、また麻路自身が作詩・作曲した”今　私の瞬間”を思いを込めて熱唱し、客席を沸かせた。麻路の魅力が満載の楽しい旅模様となっている。

主な出演者麻路さき、星奈優里