『シトラスの風』は1998年に姿月あさと、花總まりを中心とした宙組で上演された、ロマンチック・レビュー・シリーズ第12弾。宝塚歌劇100周年の2014年にも『シトラスの風�U』として上演した名作。今回は、朝夏まなとのために新たなテイストも加えた作品。柑橘類の「シトラス」から連想される、「若さ」、「清々しさ」、そして「誕生」、「飛翔」など新しい時代への飛躍をテーマとしたショー。作・演出は岡田敬二。'15年・宙組・全国ツアー。朝夏、実咲凜音、真風涼帆　他。テーマ曲を歌い継ぎ、やがて総踊りとなるプロローグ。青年（朝夏、真風、愛月ひかる）が“夢・アモール”を軽快に歌う。「ステート・フェアー」森の中のステート・フェアーの会場で、フレッド（朝夏）とアグネス（実咲）は出会う…。「そよ風と私」強烈なラテンのリズムにのって繰り広げられる中詰。「ノスタルジア」1860年のシチリア、社交界の華であるマチルド（実咲）とヴィットリオ（朝夏）は互いに惹かれ合うが…。「明日へのエナジー」一人の青年（朝夏）が現れ、未来への夢をのせて、静かに“明日へのエナジー”を歌い出す…。

主な出演者朝夏まなと、実咲凜音、真風涼帆 他