公演の中でキラリと光る役を演じる人にスポットをあてて、公演に懸ける想い、舞台人としての抱負・夢などをインタビュー。第8回は、宙組（放送当時）の出雲綾。。一人っ子で、子供の頃はおとなしかったという出雲。生まれたときから宝塚で育ち、母も従姉妹もタカラジェンヌという環境で育った出雲。宝塚歌劇団に入りたいと思うようになるが、母も従姉妹も「苦労するから」と大反対であったという。男役になりたくて、音楽学校に入って髪の毛をバッサリ切ったというエピソードも。思い出の作品は１９９５年の「国境のない地図」。同期・麻路さきの母親役ということで、母親役は新人公演では演じたことがあっても、本公演で、しかも同期の母親ということで、どう演じたらよいか悩んだという。また、出雲は歌の人でもあるが、エトワールを初めてつとめた時の心境も語る。宙組の組長として、組のみんながかわいくて仕方ない、まだまだ頑張ることも努力することもたくさんある、それを下級生に身をもって伝えられる舞台人になりたいと語ります。

主な出演者出雲綾