宝塚史上に残るオリジナル楽曲の数々の名曲を、新たなスター達で歌唱、志高くトライする番組。第13回は、明るいエネルギー、勢いや広がりを感じる曲調から“陽のパワー”をテーマに、宙組（放送当時）二期違いのコンビ、風馬翔と和希そらが登場―。ソロ2曲とデュエット2曲を正統派な歌唱でしっかりと聴かせます。まず最初の曲は『王家に捧ぐ歌』より、♪エジプトは領地を広げている。スケールの大きい高らかで伸びやかな歌声、風馬のノリとアピールが際立ちます。2曲目は『ノバ・ボサ・ノバ』より、♪アマール・アマール。番組オリジナルのアレンジで聴かせる、どこかセクシーなハーモニー、赤と黒が醸し出す情緒的な二人の世界が生まれます。3曲目は『セ・マニフィーク』より、♪セ・マニフィーク。良いぐあいに抜け感としっとり感がありつつ、スマイルとアダルトなセクシーさが混在する見事な１曲です。番組をしめくくる4曲目は『テンダー・グリーン』より、♪心の翼。声質の異なる二人が重ねるハーモニーは清らかで、どこまでも透き通るように広がり、胸に清涼感と静かな感動を呼び起こします。名曲を懐かしく感じつつ、新たに味わい直せる珠玉の15分、目と耳の両方で、どうぞ存分にお楽しみください!!（2017年11月初回放送）

主な出演者風馬翔、和希そら