100周年を迎える宝塚歌劇が紡いできた夢のごとく、“ひとりひとりの人生には様々な夢がある”をテーマに繰り広げるレビュー。宇崎竜童・阿木耀子提供のメモリアルソングが本作品をもって退団する雪組トップスター壮一帆のラストステージを感動的に盛り上げる。作・演出は中村一徳。'14年雪組・宝塚大劇場・千秋楽。壮、愛加あゆ、早霧せいな 他。「プロローグ」銀橋にプロローグの男S（壮）が登場し、これまでこの劇場で見続けた夢を思って歌う…。「パリ・ドリーム」花道にジゴロA（未涼亜希）が現れ、パリの夜の陽気さと怪しさを歌う。ジゴロS（壮）とマドモアゼルS（愛加）を中心とした情熱的なダンスナンバーへと発展する。「ドリーム・ステージ」ダークスーツに身を包み、ソフト帽をかぶったドリーマー男A（早霧）を中心に、夢と恋を追い求めるドリーマー達が歌い踊る。「ラテン・ドリーム」花のラテンの男S（壮）を中心とした大勢のダンスナンバーが繰り広げられる。「伝説（レジェンド）誕生」雪の結晶をイメージした白い世界。伝説の男（壮）が万感の思いを込めて歌う…。

主な出演者壮一帆、愛加あゆ、早霧せいな　他