第104期生40名が、2018年4月の星組公演『ANOTHER WORLD』『Killer Rouge』の初日に初舞台を踏むまでの軌跡をたどるドキュメント番組。まずは、ラインダンスの初振付の日。『Killer Rouge』の演出担当・齋藤吉正からのシーンや衣装などの説明があり、目を輝かせる姿が印象的で、振付担当・若央りさによる振付ではお互いに確認し助け合いながら、懸命に取り組みます。続いて、口上の振付を山村友五郎から受け、扇を使い細部に至るまで神経を払って揃えるようにとの指導に集中します。熱の入った自主稽古をはさみ、完成に向けた時間を重ねていき、星組生に向けて稽古場で初披露する日。精一杯の力で努めてやり終えると、いよいよ舞台稽古をはさみ、ついに初日の幕が開いての本番を迎えます…。初舞台生に対し、愛と信念ある指導を続けた若央りさの聞きごたえあるコメントを交えながら、同期生全員として最初で最後となる舞台で、華麗な花＜紅桜＞を咲かせようと一生懸命奮闘した40名のひたむきでさわやかな姿を、どうぞ目と心に焼きつけてください。また、個性が際立つ一人ずつの自己紹介と数人でのグループトーク、紅ゆずると綺咲愛里によるトークも必見です。見終わると、宝塚の素晴らしさを感じ、胸が熱くなることでしょう。

主な出演者第104期生／若央りさ（コメント）・紅ゆずる＆綺咲愛里（トーク）