各組のスターの舞台に対する想い、エポックになった公演などを、インタビューと舞台映像で綴った番組。今回は、花組（放送当時）・ふづき美世のロングインタビューをお送りする。花組主演娘役に就任して約1年が経ち、春野寿美礼とのコンビも充実期に入ったふづき。宝塚との出会いは、地元・埼玉県で全国ツアー公演を観たことが始まり。母親が宝塚が好きで、地元で宝塚を一度は観てみたいと、自分で家族と近所の人の分のチケットを買いに行き、最前列で観たというエピソードも披露。'95年に『国境のない地図』で初舞台、その後花組へ配属。そして、'99年花組新人公演『夜明けの序曲』、'00年花組新人公演『源氏物語 あさきゆめみし』でヒロインを務める。'01年に宙組に組替えし、バウホール公演『エイジ・オブ・イノセンス』でバウ初ヒロインを果たす。そして、花組に組替え、春野寿美礼の相手役として花組主演娘役に就任。「まさか再び組替えとは…、まさか花組主演娘役に…、まさか春野さんと…」と、この時は「まさかまさか」の連続だったと話す。今は春野と踊っていると自然と笑顔がこぼれ、毎日楽しいと話す。そして、今は本当に時間が足りず、１分１秒も無駄にできないと感じていると話す、ふづきのインタビューを、どうぞお聞きください！（2004年収録)

主な出演者ふづき美世