“手仕事”でさまざまなモノづくりに挑戦する女性作家を取り上げ、その作品はもちろん、独自のこだわりや情熱、生き方や夢を、男役スターがキラリとご紹介する番組。第24回は、千葉県在住のガラス作家・山本真衣氏を蓮つかさが訪ねます。まず、一見して“綺麗さ”に満ちる、美しく繊細なガラス作品を手にした蓮は、素直に感嘆の声をあげます。そして、つい漏れた「美味しそう」というつぶやき…。実はそれは、山本が大切にしている、人が植物や果実などから感じ取る旬や鮮度の瑞々しさ、を作品に表し取ろうと努めるポリシーに基づくところと合致していました。山本の制作風景の一部、フリーハンドによるカット作業を大いに感心して見学したあとは、蓮自身もオリジナルの作品づくりに挑戦！まず、あらかじめ山本が創っておいてくれた数種類の蓋物本体からひとつを選ぶのですが…迷える蓮なのです。続いて、蓋となる部分用のカットガラス棒を配置する作業もとても迷えてしまい、弱気の「センスない・・・」発言も出て、いつものテキパキな蓮らしからぬ可愛さを感じるくだりが随所に見られます。さらに、本体のカット作業も難しくも何とか頑張り、完成したオリジナルの作品は必見です。初めての出逢い、完全に異業種のはずのふたりですが、作品を、舞台を創り上げていく根底に共通するこだわりや理解が確かにあり、それぞれに興味を持ち合いながら、終始落ちついた和やかなトークをくり広げます。オリジナル性に優れた素晴らしいガラス作品に魅せられ、蓮のリアクションがほほ笑ましく感じられる30分―。出演スターの垣間見える素で自然に和みながら、存分にお楽しみください。（2018年7月初回放送）

主な出演者蓮つかさ