宝塚歌劇で上演された、日本初レヴュー『モン・パリ』誕生から90周年を記念して、優美な中に迫力あるダンス場面を織り交ぜて繰り広げる華やかなレヴュー作品。日本を出発しパリに着くまでを描いた『モン・パリ』に対し、パリから宝塚を目指す世界巡りの形式で、新場面を加えバラエティ豊かな数々の場面が展開する。作・演出は稲葉太地。'17年月組・博多座。轟悠（専科）、珠城りょう、愛希れいか 他。パリの広場にある回転木馬（カルーセル）。命を得たカルーセルの白馬たちが、白馬の王子（珠城）を中心に新たな世界を目指して旅を始める。水先案内人（華形ひかる）も加わり、大西洋を渡っていく。妖艶(アメリカ　ニューヨーク）〜楽園(メキシコ)〜祝祭(ブラジル)と旅は続き、哀歌（スペイン アルハンブラ)は、巡礼の騎士（轟）が共に戦地を駆け抜けた愛馬の面影を探し求める〜飛翔(インド洋）と旅を続ける。旅の終着地、そこはタカラヅカ。黒燕尾服姿の紳士と純白のドレスの淑女が「モン・パリ／我が巴里よ」にのせてフィナーレが始まる…。

主な出演者轟悠／珠城りょう、愛希れいか 他