アメリカ文学を代表する作家、スコット・フィッツジェラルドの物語。'04年に宝塚バウホールにて宙組と月組で連続上演、'06年には共に東京にて再演された作品。'18年月組、シアター・ドラマシティ、千秋楽。作・演出は植田景子。月城かなと、海乃美月 他。1940年12月21日、ハリウッドのアパートで、スコット・フィッツジェラルド（月城）が急死。売れっ子作家だったスコットの寂しい最期だった。死の数時間前の寒い朝。面倒をみてくれているシーラ（憧花ゆりの）が帰ったあと、スコットは自分の人生を振り返る…。狂乱の’20年代、編集者マックス（悠真倫）との出会いと作家としての成功、南部一の美女ゼルダ（海乃）とのロマンスと結婚…。夜ごとのお祭り騒ぎに行き詰まった二人はヨーロッパに居を移すが、ゼルダは精神に変調をきたし、スコットの深酒も進む。スコットの仕事にも翳りが見え、新進作家ヘミングウェイ（暁千星）が注目を浴び始めた…。

主な出演者月城かなと、海乃美月 他