これまでありそうでなかった、芸歴はもちろん、個性も人間性も豊かな専科同士の顔合わせで語るトーク番組。第3回は、MCに92期の凛城きら、ゲストに59期の一樹千尋が登場。宝塚大劇場2階にある「宝塚ホテル 和食くすのき」で繰り広げる聞きごたえたっぷりのトーク、貴重なお時間です1973年に入団・星組『花かげろう』『ラ・ラ・ファンタシーク』で初舞台を踏み、星組に配属された一樹。まず最初は、星組時代で特に印象に残る出演作、1984年の『我が愛は山の彼方に』、1990年の『ジーザス・ディアマンテ』についてや、芸名改名などを語ります。以降、活躍の場を広げて、1993年には組長に就任。星組を、紫苑ゆうを支えながら一樹らしく舞台に向き合い続けました。閑話休題のミニコーナー「突撃の一問一答」は、まずON編。舞台や宝塚に関する出題に対して、シンプルで興味深い回答が出揃います。中盤、専科生時代を語るにあたっては、特に印象深い作品を3つ厳選。1997年の花組『ザッツ・レビュー』、2003年の星組『王家に捧ぐ歌』、2022年の雪組『蒼穹の昴』の役創りなどから、一樹が自然に貫いてきた真摯なスタンスとたゆまぬ努力を感じます。ここで、「突撃の一問一答」のOFF編を挟み、終盤、花組『舞姫』の出演メンバーに聞きました！のアンケートコーナーも。印象深かった役ベスト3、意外な目撃談やとっておきのエピソードはどれも見逃せず、一樹のチャーミングな一面も多く披露されます。入団から今まで130を超える役を演じ、妥協を許さず、自分らしいこだわりの取り組みを続けてきた一樹への敬服の念を心から感じる、さまざまなエピソードや発するお言葉が印象的な、“ヒロさんとりんきらくん”によるお時間。ふたりによる濃密な30分を、存分にお楽しみください！！（2023年9月初回放送）

主な出演者一樹千尋、凛城きら