近年上演された本公演以外の作品を取り上げ、出演者達の見えざる苦労や工夫、こだわりのポイントなどに着目。専科の“マイスター”と、当時その作品に出演していたゲストとで作品の楽しみ方をより深く伝授するトーク番組。第4回は2021年に上演された花組『PRINCE OF ROSES−王冠に導かれし男−』をご紹介。自らの運命に果敢に立ち向かう、聖乃あすか演じる一人の騎士の姿と、生きること信じることを意欲的に描いた、ドラマティックな歴史ミュージカルです。今回のマイスターは、天性の感覚や独自の目の付け所で作品の楽しみ方をキャッチし、明るくトークを盛り上げる、英真なおき。ゲストは、イングランドの貴族であるトマス・スタンリーを演じた、一之瀬航季です。ふたりは終始なごやかに語り合って、一之瀬の真面目さと穏やかさが印象的なトークを展開。「マイスターズチェック」のコーナーでは、実際に映像を見ながら“ナチュラルに感じられる威厳と貫禄”について語り、これまでにない役柄だったスタンリー卿の役創りには苦心したと語る、一之瀬でした。また、主演の聖乃と切磋琢磨したこと、聖乃や他キャストとの当時の秘蔵写真も公開！今はもう懐かしく感じられる作品を、当時の出演者に想いを馳せながら、新鮮な発見や納得を持って味わい直せる30分―。ふたりの聞きごたえに満ちたトークを聞けば、作品を何度も見直したくなること必至です。どうぞお楽しみに♪

主な出演者英真なおき、一之瀬航季