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NAKED CITY(’04年花組・東特・千秋楽)

1950年代のニューヨークを舞台に、人生の裏街道を生きるカメラマンと、華やかさの裏に翳を秘めた女優の愛を描く。'04年花組・東京特別・千秋楽。作・演出は小柳奈穂子。彩吹真央、遠野あすか 他。ビリー(彩吹)は警察無線を傍受して事件やスキャンダルの現場に急行し、スクープ写真をものにしてゴシップ紙に売り込むカメラマン。自らを自嘲的に”ビリー・ザ・フェイマス”と呼ぶ彼は、ニューヨークのハイエナ的な存在だった。そんな彼がある日、ハリウッドの人気女優デイジー(遠野)がパトロンと噂される大物マフィア、ウィリアム(矢吹翔)とナイトクラブに現れた写真をスクープする。ところがデイジー自身がビリーの元を訪れ、ニコラ(愛音羽麗)という男の捜索を依頼する。スキャンダルの匂いにつられたビリーは承諾し、新米記者バーナード(未涼亜希)と捜索に乗り出すが、暗黒街のトラブルに巻き込まれていく…。

主な出演者彩吹真央、遠野あすか 他

放送日時

  • 進化する舞台
    投稿者:未沙
    世間を斜に構えたアウトローなビリー(ゆみこさん)と、
    影を持った女優デイジー(あすかちゃん)を始め、出演者全員がまさにハマリ役。
    ストーリー・音楽・演出全てオシャレで大好きな作品です。

    ラストの駅での別れのシーン。
    バウでは、デイジーは恋人の二コラを愛していて、ビリーには感謝してるけど恋心はあまりなさそうで。
    「ビリーの片思い切ないなぁ」という印象だったこのシーンですが…

    今回放送された東京千秋楽では、「サンキュー(名曲ですね)」をデュエットした後、
    声を詰まらせ、求めるように思わずビリーの手を取ったデイジー。
    手を握り見つめ合う二人の間に、バウの時より明らかに濃密な空気が流れ、
    このまま時が止まればいいのに…と思ってしまいました。
    デイジーが去る時の、二人の手の離し方が本当に切なかったです。
    デイジーの複雑な思いを垣間見たことで、この作品を違った意味で楽しむ事が出来ました。

    最後は3回のカーテンコールや
    スタンディングオベーションも入っていて感動!!

    まさに進化(深化)する舞台を目の当たりに出来たのは
    スカイステージのおかげです。ありがとうございました!
    投稿日時:2007年06月10日

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番組名

NAKED CITY(’04年花組・東特・千秋楽)

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