1956年に作曲家として宝塚歌劇団に入団以来、『ベルサイユのばら』の主題歌“愛あればこそ”や『ノバ・ボサ・ノバ』の“アマール・アマール”などの約3000曲にも及ぶ名曲を生み出した寺田瀧雄の没後１０周年を記念して行われたコンサート。鳳蘭、檀れいを司会に、真帆志ぶき、初風諄、榛名由梨、汀夏子、安奈淳、瀬戸内美八、麻実れい、峰さを理、高汐巴、寿ひずる、平みち、剣幸、日向薫、紫苑ゆう、杜けあき、涼風真世、一路真輝、稔幸、真琴つばさ、香寿たつき、湖月わたるら卒業生と現役生からは専科の轟悠が出演。コーラスを、卒業生の花愛望都、華村りこ、出雲綾、朱未知留、真園ありす、真丘奈央と寺田と縁が深かったという平松混声合唱団が担当。監修、植田紳爾。構成・演出、酒井澄夫。音楽・指揮は寺田の愛弟子である吉田優子。'10年・東京宝塚劇場。コンサートは二部構成で、先の二曲の他に『ラ・ラ・ファンタシ−ク』の“愛の宝石”、『ラ・グラナダ』“歌を翼に”、“我が愛は山の彼方に”、『バレンシアの熱い花』“瞳の中の宝石”、『風と共に去りぬ』“サヨナラは夕映えの中で”、『ポップ・ニュース』“愛！”などの60曲以上の曲が歌い継がれる。

主な出演者真帆志ぶき、初風諄、榛名由梨、汀夏子、鳳蘭、安奈淳、瀬戸内美八、麻実れい、峰さを理、高汐巴、寿ひずる、平みち、剣幸、日向薫、紫苑ゆう、杜けあき、涼風真世、一路真輝、稔幸、真琴つばさ、香寿たつき、湖月わたる、檀れい、轟悠