TAKARAZUKA SKY STAGE
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スカイ・ステージ・カウント・ダウン
 スカイ・ステージ・カウントダウンでは、これから開局までの11週にわたって、現在制作中の番組内容についてレポートして参ります。この新しいチャンネルは、ファンの皆さまの声を大切にしながら作っていきたいと考えていますので、このレポートも、ファンの皆さまの視点から見たものにしたいと思い、ファン暦十数年というフリーレポーターのMKさんにお願いすることにしました。実は、MKさんは、宝塚ファンであると同時にCS放送の経験者でもあります。私たちの新たな挑戦について、ファンの視点、CS放送経験者の視点、双方から見た忌憚のないレポートをいただいて、これからの番組づくりに活かしたいと思います。では、MKさんよろしくお願いします。

第1回 スカイ・ステージ・チャンネルの魅力その1「新」

 タカラヅカを1日中放送するテレビチャンネル……ファンにとっては夢のようなチャンネルが開局されます。その名も「タカラヅカ・スカイ・ステージ」。新しいCS放送、110度CSデジタル放送の「スカパー!2」に新設されるこのチャンネル。

 どんな内容? どんな魅力? 今週から本放送開始までの11週間、スカイ・ステージの『見どころ』や『楽しさ』を、私ことM・Kがレポートしていきます。ちなみに私、タカラヅカのファン歴十うん年。まだまだ新参者ですが、よろしく。

 110度CSデジタル放送自体も新しいメディアですが、宝塚歌劇がそこに自前でチャンネルを作ってしまうとは、なんと大胆で新しいと、この企画を聞いたとき、まずびっくりしました。しかし考えてみると、創設者小林一三氏が小さな温泉街だった宝塚に少女だけの歌劇団を作った、その試みからして当時は大胆かつ新しかったわけで、その後もタカラヅカの歴史は新しさへの挑戦の連続でした。タカラヅカが88年間ずっと元気だったのは、このチャレンジ精神があったからこそ。この伝統と最新デジタルメディアとの融合、これもまた宝塚らしい新たな挑戦だと、納得がいきます。

 とくに私の心に残った企画は、ふだんあまりスポットの当たらない若手を取りあげたものです。ファンの楽しみの1つに、若手の成長を見守るというのがありますが、そんなファン心をくすぐる心にくい企画もあるようです。



さて1回目、今回のテーマは、<新(しん)>。
新規収録・テレビ初登場の新しい舞台映像、日々登場する最新情報などなど「新」に焦点をあてて紹介をしてみたいと思います。

<テレビ初登場>
 スカイ・ステージでは、「新規収録」「テレビ初登場」といった新しい舞台映像が見られます。たとえば、2月に東京公演が終わったばかりの、雪組「愛 燃える」「Rose Garden」も放送予定だそうです。しかも東京収録。専科入りした轟悠最後の雪組公演で、月影瞳退団公演でもあったこの公演、チケットが入手しにくく、涙をのんだ人も多かったはず(私もその1人・・・・)。

 これまで役替わりがあってもビデオになっていなかった東京宝塚劇場公演がスカイ・ステージのオリジナル収録映像で見ることが出来るそうです。これはツボですね!

 また若手出演の番組では、「新人公演ステージトーク」にも注目。新公の映像を交え主演生徒の魅力に迫ります。さらに若手スターのディナーショーも新たに収録しているとか。しかもビデオ発売予定のないものも多く、これで公演とはまた違った魅力が発見できるかもしれません。コーラスやダンスのメンバーに入っている下級生の姿を見られるのも楽しみの1つといえます。

<宝塚ニュース>
 宝塚歌劇に関する最新情報がいち早く、映像で流れます。月曜から金曜まで毎日、しかも複数回の放送。土日しか見られない人には、週末に総集編があるのでこれも便利!!

 宝塚ニュースでは、なんといっても最新公演の初日映像ダイジェストを見られるのがうれしいですね。しかも、宝塚大劇場や東京宝塚劇場の本公演だけでなく、バウやドラマシティなど、いろんな公演の初日映像が見られるとは!

 そのほか、退団したスターさんの活躍ぶりが知りたい、そんな人のためのOG情報や、誕生日を迎えた生徒の紹介など盛りだくさんです。

 そしてこのニュース番組で何よりありがたいのは、新鮮な情報を見逃すことなく、じっくりと見られることです。トップ退団時など、地上波のニュースやワイドショーでよく映像が放映されますが、わずか数分。しかもどの局でいつ流れるかわかりにくく、テレビの前にはりついてリモコン片手にザッピング。タイミングを逃して見損なって悔しかったこと。私もあります。そのストレスが解消されるのです。

さて今回は、スカイ・ステージの魅力を、「新(しん)」という切り口でご紹介しました。
次回のテーマは「深(しん)」。スカイ・ステージのさらに深い情報をレポートしていきたいと思います。詳しくは次回のアップ、4月24日に。では、来週まで、ごきげんよう! (レポーター:M・K)



今週のキーワードはG
「スカイ・ステージ・カウントダウン」では毎週キーワードを一文字ずつ発表していきます。 その文字を組み合わせるとパスワードが・・。 11回の特集の最後にプレゼント応募ページが用意されているので、キーワードをしっかりチェックしておきましょう!


記者会見レポート

 4月17日、都内のホテルで「TAKARAZUKA SKY STAGE」開局発表会が行われました。新聞、雑誌、テレビなど、各メディアが集まったその会見と懇親会の模様を、私、M・Kがスカイ・ステージ・カウントダウン特集(番外編)でレポートいたします。

 会場には、各メディア関係者がびっしり。とくに目立ったのがスチール、ムービーを含めたカメラマンの多さで、これも宝塚歌劇CSチャンネル開局への、各方面からの関心の高さゆえでしょう。

 まず印象的だったのは、植田紳爾・宝塚劇団理事長の挨拶でした。……創設者・小林一三氏が位置づけた「家族揃って楽しめるエンターテイメントとしての宝塚歌劇」。その原点を今実現するには、劇場だけでは収容人員の面でも場所的な面でも限界があるけれど、タカラヅカを「お茶の間までお届けして、家族で楽しんでいただける」このチャンネルならそれができるだろうし、そう願っている……理事長のそんなコメントに、21世紀のタカラヅカの発展のためには、原点に立ち戻って観客の裾野を広げねば、そういった気概がうかがえました。

 そんな私の感慨とは別に、なんといっても会見の華は、イメージタレントをつとめる現役劇団員の発表と登場でした。初代として、専科の彩輝直と檀れい、そして各組からは、今年それぞれ4年目または3年目を迎えた若手の男役と娘役、各一人ずつ、計12名が発表されたのです。

 この12名は、「タカラヅカニュース」などの番組でレギュラーMCをつとめるほか、PRのためさまざまな媒体にも登場の予定とか(なおこの新ユニットの名称は、ただいまこのホームページで一般公募中。親しみやすい名前をみんなで考えてみましょう!)。

 彩輝直、檀れいはおなじみとして、各組から選抜された10人はこれからが楽しみな下級生ばかり。発表会見とその後行われた懇親会のコメントから、専科の二人も含めた彼女たちの「かお」を紹介してみましょう。


 専科の彩輝直は黒上下の上に流行のフリルがフェミニンな茶系のブラウス姿で登場し、「舞台以外のところでいろいろ経験をさせていただくことを幸せに思っています。たくさんの方に楽しんでいただけるように、みんなで力を合わせてがんばりたいとおもいます」と、リーダー格らしく挨拶。かなり緊張しているようで表情も最初は硬かったのですが、しだいにほぐれ、最後には現在公演中の星組大劇場公演「プラハの春」「LUKY STAR!」の宣伝も。「送り手としてテレビに出る機会も増えると思いますが」という司会者からの質問には「はい、前向きに明るくがんばっていきたいと思います」と笑顔で答えていました。

 同じく専科の檀れいは、ベージュ系のアンサンブルで登場。「このチャンネルを通して、一人でも多くの方にタカラヅカという世界を楽しんでいただけるよう、架け橋になりたい」と挨拶。当日は日生劇場で公演中の「風と共に去りぬ」の雪組バージョンと花組バージョンの間の日で、翌日からの花組版公演の稽古を抜けての会見参加でしたが、「専科以外の約30名が替わるので、花組スカーレット瀬奈じゅんさんをはじめ、みなさんのお芝居の息を感じて、私たち専科も成長していきたいな」とコメント。「私の自慢」は「あまりくよくよ考えないというか、どんなことがあっても舞台の上では元気になるところ。それからタカラヅカが大好きで、愛する気持ちは誰にも負けていないと思います」。自然体のリラックスした受け答えは外部出演経験のたまものでしょうか。会場を和ませてくれました。


 花組は、華形ひかると舞名里音。華形は白ジーンズの上下で「自分も大いに楽しんで一年間がんばりたい」と元気よく挨拶。「テレビでやってみたいこと」は、「ふだんの私たちも知っていただいて、みなさまの知らないタカラヅカのいろいろな一面を世界中一人でも多くの人に伝えていきたい」とスケールが大きい。舞名はベージュのワンピース姿で、「すごく楽しみなので、いろんなことを吸収して一生懸命がんばりたい」と、はきはき。「OGの方とも共演できると聞いているので、あこがれの方と会えるかと楽しみです」とコメント。


 月組は、彩那音と城咲あい。彩那は黒のセーラースタイルのパンツが印象的。「楽しんでがんばりたい」とニコニコ顔。「笑顔では誰にも負けません」とまたまたニコニコ。彩那は、ご存じの人も多いけれど実は彩輝の妹で、司会者に紹介されて、姉とともに一礼。しきりに照れていたが、いっしょに選ばれたことは「同じ仕事をしたことはないので、不思議な感じですね」。城咲は肩にフリルをあしらったラベンダーのワンピースで登場し、「タカラヅカが大好きなので、世界中の方々にタカラヅカを愛していただけるように心を込めてお伝えしたい」としっかりした挨拶。先日行われた「ガイズ&ドールズ」新人公演でヒロイン・サラを演じたばかりの城咲。「お稽古中は自分なりにすごく悩んで、月船さんといっしょに泣いたり笑ったり大変だったんですけど、当日はすごく楽しくてアッという間に終わった気がします」と、度胸満点ぶりが印象的でした。


 雪組は、凰稀かなめと山科愛。ひときわ背が高い凰稀と小柄な山科は、なんだかほほえましいコンビでした。凰稀は白のロングコートに黒のシャツとパンツ姿で、「いろいろな人と出会う機会が増えるので、とても楽しみにしています」とクールに挨拶。学年の割に男役度が高いと思っていたら、リラックスするにつれ笑顔がこぼれ、初々しい素顔がのぞきます。「幼い頃から音楽が好きで詞を書いたり曲を作ったりしています。ぜひ音楽番組に出たいですね」。山科はオレンジ系のジョーゼットの上下でかわいらしく決め、「楽しい番組になるように元気に明るくがんばりたい」。「自慢できることは、どんなに落ち込んだときでも、おいしいごはんを食べたらすぐに元気になるところです!」と、楚々とした外見とは違った元気な一面をアピール。「私は芸名の『愛』に、やさしかったり、あったかかったり、ときには強さを感じます。舞台の上で愛らしく、やさしく、あったかく、ときには強い光を放てるような娘役になりたいです!」と、力強く宣言していました。


 星組は、凜華せらと華美ゆうか。凜華はラベンダーのジャケットで決め、「タカラヅカの魅力をたくさんの人に知っていただきたい」と落ち着いた口調で挨拶。「クラシックバレエを長年習っておりましたので、もしそのような場面をいただける機会がありましたら、是非見ていただきたいと思います」。この人は言葉使いが折り目正しいのが印象的でした。華美は花柄のスモック風のワンピース。「たくさんのことに興味を持って、ひと回りもふた回りも大きく成長できるようがんばりたいと思います」としっかりした挨拶。「初舞台生にも負けない笑顔で、舞台のどこにいても笑顔でみつけていただけることが自慢です」。タカラヅカの魅力については「パワフルになれるところ。みんながまっすぐに純粋な気持ちでやっているところが、見てくださる方にも伝わって、明日からもがんばろう!と思っていただけるところではないでしょうか」。


 宙組は、和涼華と音乃いづみ。和は見るからに元気いっぱい、若い!という印象。ただ一人スーツ姿で、「この番組を通して、生徒のこと、そして宙組のことをみなさんに知っていただきたいと思いまーす」と、語尾を上げながら懸命にアピール。自慢は「初舞台のときのロケットの脚挙げ68回です。持久力では誰にも負けません!」。タカラヅカの魅力は「日本物から洋ものまで、誰にでもなれるところ。それと華やかな舞台で、どんなにお芝居が悲しいストーリーでもショーが終わったときには幸せな気分になれることです」。音乃は花柄のスカートに白のブラウス。「このような貴重な体験をさせていただけるのは、ほんとうに光栄です」ときちんとした挨拶ですが、この人は落ち着いているわりにどこか愛嬌を感じました。「私の大好きな歌を笑顔で、そして誰よりも大きい口で歌うように心がけています。舞台では、大きな口をみつけていただけば、私がわかると思います」。タカラヅカの魅力は「ほかに類を見ない華やかさと、その裏にある生徒のお稽古の積み重ね」、その言葉には実感がこもっていましたね。


 登場した各組イメージタレントの下級生たち。舞台上でセリフを言うのはともかく、自分の言葉でこのような席で挨拶することなど、たぶんはじめての経験だったでしょう。しかしみなさん、実に堂々として立派でした。さすが高い競争率を勝ち抜いて歌劇団に入団した逸材ばかり。「やってみれば苦労することもあるだろうが、これによって、舞台が大きくなったり、演技が深くなってほしい」、そんな理事長の期待にきっと応えてくれるのに違いない、そう思えるメンバーでした。

 そして、これもビッグニュースですが、退団した元月組トップスター、真琴つばささんの、「TAKARAZUKA SKY STAGE」スーパーバイザー就任も発表されました。

 現役時代からトップとしての組の求心力も抜群で、中国公演成功などへの大きな貢献が評価されていた真琴さん。各メディアに登場し、タカラヅカの広告塔の役割も大きかった人です。写真集、エッセイなどの企画にも参加し、ファンが何を望んでいるかにもひときわ敏感なアンテナを持つ彼女の、作り手としての才能に注目をした歌劇団が就任を要請したものとか。退団時から、何らかの形で歌劇団に関わってくれないか、内外ともにそんな声が高かった彼女が、こういう形でタカラヅカに参加してくれることは、ファンにとってもたいへんうれしいことです。今回の会見は現役生が主役、そんな彼女の意向でコメントの発表のみでしたが、うれしいニュースでした。

 さてこの発表で、いよいよ「TAKARAZUKA SKY STAGE」が本格的に発動を始めました。順次発表される詳しい内容について、これからしばらく「スカイ・ステージ カウントダウン特集」の方で追ってみたいと思います。そちらもよろしく! (レポーターM・K)

■バックナンバー■
第1回 スカイ・ステージ・チャンネルの魅力その1「新(しん)」
番外編 4月17日記者会見レポート
第2回 スカイ・ステージ・チャンネルの魅力その2「深(しん)」
第3回 スカイ・ステージ・チャンネルの魅力その3「真(しん)」
第4回 スカイ・ステージ・チャンネルの魅力その4「親(しん)」
第5回 スカイ・ステージ・チャンネルの魅力その5「進(しん)」

第6回 スカイ・ステージ番組チェック!「舞台中継をチェック!」
第7回 スカイ・ステージ番組チェック!「オリジナル番組をチェック!」
第8回 スカイ・ステージ番組チェック!「トーク番組をチェック!」
第9回 スカイ・ステージ番組チェック!OGトーク「華麗なる卒業生たち」をチェック!
第10回 スカイ・ステージ番組チェック!タカラヅカの歴史を知ろう!「ザ・ヒストリー・オブ・タカラヅカ」と「宝塚クロニクル」
第11回 スカイ・ステージ番組チェック!Congratulations!「開局に寄せて」

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