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第10回 スカイ・ステージの番組をチェック! タカラヅカの歴史を知ろう!「ザ・ヒストリー・オブ・タカラヅカ」と「宝塚クロニクル」

 こんにちは、M・Kです。私のスカイ・ステージの番組レポートも、5回目を迎えました。今週も、あくまでもファンの目線で、「見どころ」、「おもしろさのツボ」をチェックしたいと思います。

 7月1日の本放送開始まで、いよいよあと10日あまり。今週からは、いよいよプロモーション放送が始まりました。ご覧になった方も多いことでしょうが、いかがでしたか? 宝塚大劇場で、まさに今、公演中の雪組「追憶のバルセロナ」「ON THE 5th」の舞台映像、生徒の率直なトーク、そして、お久しぶり、OG麻実れいさんの姿も……実際に見てみると、やはり、ファンならはずせない映像がめじろおし。私も改めて、スカイ・ステージの魅力を実感しました。


 さて、ますます忙しそうな製作現場からは、今週、「ザ・ヒストリー・オブ・タカラヅカ」「宝塚クロニクル」の映像が届きました。
 スカイ・ステージの番組には、舞台やディナーショーなどの中継映像、トーク、ニュース、メイキングなどが並びますが、もう一つの柱に、宝塚歌劇についてもっと知ろうという、いわばタカラヅカについての「教養番組」があります。タカラヅカの歴史、作品の背景など、知っていればますますタカラヅカが楽しくなる、そんな知識を、貴重な資料映像でつづるもので、これこそタカラヅカ自身のチャンネルだから可能な企画です。個人的にも、とても楽しみにしています。


 まず「ザ・ヒストリー・オブ・タカラヅカ」は、スカイ・ステージ開局記念番組の一つで、宝塚の歴史を、映像でつづった30分。初心者のみならず、昔の舞台写真やポスター、映像など、ファン歴の長い人にとっても、懐かしく、うれしい番組のはずです。
 1913年(大正2年)、小林一三が宝塚唱歌隊を創立し、翌14年の初公演の写真資料から始まり(創立メンバー16名中に、なんと瀧川末子の名が! 月組・現役の瀧川末子さんの、おばあさんに当たります)、戦前の白井鐵造レビューの全盛時代、小夜(福子)葦原(邦子)時代、戦中の軍国の波、戦後の再開、春日野八千代絶頂時代(「虞美人」の映像も)、高木史朗、内海重典、渡辺武雄、北條秀司、菊田一夫、鴨川清作などの作家の活躍、「ベルサイユのばら」ブーム、バウホールのオープン、海外公演などの歴史が、古くは写真、ポスター、そしてめったに見ることのできない映像で見ることができます。
 なかでも私にとってうれしかったのは、渡辺武雄の「火の島」(61年)の舞台映像が見られたことです。これは渡辺氏を中心として結成された、日本郷土芸能研究会の集大成的作品。作品名は知っていましたが、実際に見て、群舞がなんともダイナミックでエネルギッシュ。宝塚の底力を見せつけられたようで、びっくりしました。


 そのほか、春日野八千代主演「ばらの大地」という53年の作品の予告編が流れますが、そこで寿美花代さんの顔を発見。いや、これがお若いのです。ふっくらとしてかわいらしく、しかし明らかにその前のスターとはテイストが違い、新時代の男役の先駆け的な存在だったのかと納得。
 さらに、バウホールのオープン公演「ホフマン物語」(78年)の、紐を使った実験的な振付のダンスシーン(たぶん、松あきらさんとみさとけいさん)、「ヴェロニック」(79年)に映っていた北原千琴さんの美貌など、見られて感激でした。
 番組は、旧大劇場の閉鎖、新大劇場のオープン、98年宙組誕生、1000days劇場、そして、2001年、新・東京宝塚劇場のオープンで締めくくられますが、あとは放送を見てのお楽しみ。


 もう一本の「宝塚クロニクル」は、特定の一年をクローズアップして、トピックス、公演、退団や入団などの生徒の動きなどを紹介。その年がタカラヅカにとってどんな年だったのかと振り返るという、シリーズ番組。スカイ・ステージのイメージタレント「スカイ・フェアリーズ」、専科の彩輝直が司会をしています。
第1回目は、1998年。宙組が誕生し、宝塚1000days劇場がオープン、東京通年公演が実現した年です。


 大劇場公演のラインナップを見ると、雪組「春櫻腑」「LET'S JAZZ」、月組「WEST SIDE STORY」、宙組「エクスカリバー」「シトラスの風」、花組「SPEAKEASY」「スナイパー」、星組「皇帝」「ヘミングウェイ・レヴュー」、雪組「浅茅が宿」「ラヴィール」、月組「黒い瞳」「ル・ボレロ・ルージュ」、そして宙組「エリザベート」。ついこの間のようであり、もう4年もたったのかという思いがありました。
 この年は、真矢みき、麻路さきが退団し、真矢の相手役、千ほさちも退団。風花舞も退団を表明しています(退団は、翌99年)。真矢、麻路の退団記者会見の映像が流れますが、なんと現在の麻路さんの映像コメントが見られる! 現役時代と変わらないショートカットで、しかし表情や声がいっそう優しく、穏やかで、やはりお母さんになったんだな。
 各組の動向や退団者リスト、そして初舞台生のリストのあとのに、98年初舞台、84期の代表として、雪組の音月桂、白羽ゆりが登場、初舞台の思い出を語ってくれます。今や新人公演で重要な役をつとめる二人も、わずか4年前は初舞台生だったわけです。しかし、4年目にしては落ち着いたコメント。最近の下級生は本当にしっかりしています。
 この「宝塚クロニクル」、一口で言って、毎年発行される「宝塚Stage Album」の映像版ですね。毎月見て、保存しておけば、資料集としても貴重なものになりそうです。来月はどの年を取り上げてくれるのか、楽しみです。


 今回は、スカイ・ステージ・オリジナル番組のうち、いわば、タカラヅカ教養番組を取り上げました。お勉強すればするほど、タカラヅカはおもしろくなるもの。タカラヅカの奥深さ、歴史を感じ取れる番組です。

 さて、来週は、何が届くでしょう。開局準備も大詰め。現場の忙しさは半端ではないようです。現場のみなさん、健康に気をつけて、よりおもしろい、より楽しい番組を製作してください。私も、気を入れて、レポートしたいと思います。
 次回のアップは、これが最後になるかな?、の、6月26日(水)の予定。
では、来週まで、ごきげんよう。M・Kでした。

今週のキーワードはT
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番外編 4月17日記者会見レポート
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第4回 スカイ・ステージ・チャンネルの魅力その4「親(しん)」
第5回 スカイ・ステージ・チャンネルの魅力その5「進(しん)」

第6回 スカイ・ステージ番組チェック!「舞台中継をチェック!」
第7回 スカイ・ステージ番組チェック!「オリジナル番組をチェック!」
第8回 スカイ・ステージ番組チェック!「トーク番組をチェック!」
第9回 スカイ・ステージ番組チェック!OGトーク「華麗なる卒業生たち」をチェック!
第10回 スカイ・ステージ番組チェック!タカラヅカの歴史を知ろう!「ザ・ヒストリー・オブ・タカラヅカ」と「宝塚クロニクル」
第11回 スカイ・ステージ番組チェック!Congratulations!「開局に寄せて」

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