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ゴールデンウイークもアッという間に過ぎ、青葉が目にしみる季節になってきました。こんにちは、M・Kです。7月の本放送開始まで、あと2か月をきりました。今週も、私、M・Kがスカイ・ステージの『見どころ』、『楽しみ方』を、要望も含めレポートしたいと思います。よろしく!![]() ![]() 今週のテーマは「親(しん)」。 「親」といえば、「親しみ」、「親身」、「親近感」、「親睦」……そんな言葉が浮かんできます。老若男女、広い範囲の観客に親しまれ、愛されてきたタカラヅカが、もっと親しまれ、身近になるためには?そんな観点から書いてみたいと思います。 ![]() しかし、近頃、どうもその原点が薄れてきたのではないかと思うこともあります。世間一般には「特定のファンにしか楽しめない世界」と思われがちで、「誰にでも楽しめる、親しみやすい舞台」というイメージが薄れてきているように思うのです。とくに悔しいのが、タカラヅカを見たことがないのに、「厚化粧がこわい」とか「女性が男を演じるのなんて、なよなよしているんでしょ!」といったあやまった先入観で敬遠しているケースが、依然として多いこと(実際に見てからの意見ならともかく……)。また興味はあっても「タカラヅカはなかなかチケットがとれないから・・・」と思ってあきらめている人も、実際にいるのです。 ![]() タカラヅカのファンというのは、私がまさにそうですが、一人でも多くの人にタカラヅカのことを知ってもらいたいと思うものです。私自身、ファンになったきっかけが友人からの誘いだったのがその証拠。だから、今度は自分が誰かを誘う番、そういうときにスカイ・ステージを活用したいと思います。 ![]() まず、未経験者が目を見張るのは、私自身思い出してみると、装置の壮大さ、衣裳の美しさ、それからこれはテレビではわかりにくいので残念ですが、照明のきれいさでしょう。そしてテンポの速さにはびっくりするはず。「装置がどんどん変わるでしょう?」とかヒントを与えるのも良いですね。見ながらそばにいる人に話しかけられるのも、お茶の間ならでは。公演中に劇場でこれをやったら周囲のひんしゅくを買いますからね。またダンスシーンのダイナミックさや優雅さには感心してくれるはず。「なよなよしている」なんてイメージが大間違いだと、これで分かってくれます。親しみやすい、口ずさみやすい音楽もポイントですね。 舞台中継の番組には、作品の背景や、生徒や演出家の紹介などの解説が付くそうで、これも初心者には親切です。舞台中継作品のラインナップには、最近の作品だけでなく、過去の作品も候補にあがっているそうです。あるスターや演出家の作品をまとめて放映なんて企画もあるので、もう一度たどってみるなんて楽しみもできそうです。シリーズ作品を一挙に放映する企画もあるとか。 そしてオリジナル番組では、舞台とはまた別の、生徒の素顔が見られます。舞台ではバリバリの男役がオフで見せる別の一面、そんなギャップに引き込まれたら、これでファンが一人誕生するかもしれません。 しかし、テレビというメディアで生徒のオフの姿を紹介してくれるのは、「親しみ」という点で、うれしい反面、むずかしい面もありますね。 ![]() しかしこの「親近感」には、むずかしい側面もあります。「親近感」と、当然保たねばいけない生徒との距離感をどうバランスとるか。また生徒、スターの側としても、「親しみやすさ」と同時に「神秘性」が必要です。一口で言えば、オフでは「親しみやすく」、舞台では「神秘的」でしょうか。それを、生徒、ファン、双方で節度を持って保っていかねばならないのだろうと思うのです。 ![]() 同時にファンである私たちの側も、タカラヅカならでは、テレビならではの「親近感」を楽しみつつ、それが「なれなれしさ」にはならないように、タカラヅカと生徒を見ていきたいものです。 最後にお願いが一つ。「親しみ」という点では、視聴者とスカイ・ステージをつなぐ、企画が欲しいと思います。ファンと歌劇団のコミュニケーションの場として、たとえば、お便りやQ&Aのコーナーとか、リクエスト募集とか、ぜひお願いしたいと思います。 さて今回は、「親(しん)」ということで、長々と書いてみました。「親」と「節度」。むずかしいバランスですが、「なれなれしくなりすぎない」スタンスで、タカラヅカと生徒の魅力を引き出してほしいと思います。 次回のキーワードは「進(しん)」。「進歩」、「進化」、「進んだ」……そんな観点から、スカイ・ステージの魅力をレポートしたいと思います。110度CS放送という最新メディアならではの「見どころ」「楽しみ方」はもちろん、宝塚歌劇は88年間、常に「進歩」し続けている、その歩みも「進」だというレポートになるはず。 次回アップは、5月15日。お楽しみにください。ごきげんよう! M・Kでした。 |
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お問い合わせ: タカラヅカ・スカイ・ステージ tel.0570-000-290(日曜休10:00〜17:00) お問い合わせフォーム (c)宝塚歌劇団(c)宝塚クリエイティブアーツ/当ホームページの管理運営は、株式会社宝塚クリエイティブアーツが行っています。当ホームページに掲載している情報については、当社の許可なく、これを複製・改変することを固く禁止します。また、阪急電鉄および宝塚歌劇団の出版物ほか写真等著作物についても無断転載、複写等を禁じます。 放送番組の編集の基準|番組審議委員会|タカラヅカ・スカイ・ステージの著作権についての考え方|プライバシーポリシーについて|有料基幹放送契約約款 |
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