![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
一週間のご無沙汰でした。こんにちは、M・Kです。7月の本放送開始まで、私、M・Kがお送りするスカイ・ステージの『見どころ』、『楽しみ方』。今回もファンの立場でレポートします。よろしく!![]() ![]() 今週のテーマは「真(しん)」。 タカラヅカと言えば、「真摯」、「真剣」「真っすぐ」など、「真」のつくキーワードがよく出てきます。もしかすると、タカラヅカの「真髄」はこういうところにあるのでは? そんな観点から、スカイ・ステージへの期待を、こうあってほしいという要望も含め、書いてみたいと思います。 ![]() しかし、今までの既存局でのタカラヅカ報道に関しては、ファンとしてあまり気分のよくないものもあったのは確かです(私もその1人・・・)。タカラヅカを知らない一般視聴者が主な対象で、また「絵」になる素材を強調するのがテレビの宿命とはいえ、音楽学校の予科生が綿棒で掃除する風景や廊下の直角曲がり、トップスターの千秋楽を見送るファンの熱狂ぶりを妙に誇張したもの・・・・・そんな画一的で興味本位の報道に、がっかりしていた方も多いのではないでしょうか。 それならば、タカラヅカ自身が開局するスカイ・ステージには、こういった不満を解消していただきたい。なにより、他局があくまでも外からの、ときに好奇心も混じった面白半分の視線で、タカラヅカをとらえるのに対して、スカイ・ステージの視線には「愛」があるはず、いや、あってほしいと、私は思います。 ただやり方を一歩間違えると、宝塚歌劇の持っている「夢」や「魅力」を傷つけることにもなる、テレビ放送にはそんなおそれがあることも確かです。だからこそ製作のみなさん! 本放送開始前の今、タカラヅカの魅力の真髄をもう一度見つめ直してほしいと思います。そしてそのタカラヅカの真髄を、このチャンネルで、どう伝え、どう守っていくのか? それを考えていただきたいのです。 私は最近、「清く、正しく、美しく」はほんとうにタカラヅカの本質をついた言葉だなあと、つくづくと思っています。「美しい」のはもちろんですが、「清く」「正しく」なければタカラヅカではないのです。タカラヅカには清らかな理念がある、それを信じる世界がタカラヅカだと……殺伐とした現代だからこそ信じたい美しい世界、それがタカラヅカの真髄ではないでしょうか。また、スカイ・ステージの基本姿勢はやはりタカラヅカに対する「愛」ある視線だと、私にはそう思えるのですが、いかがでしょうか? ![]() だから、華やかな舞台の裏にあるだろう苦しい稽古の積み重ねや、そこにかける出演者一人一人の真っすぐで真剣な努力の姿を見てみたい・・・・・生徒が出演するトーク番組やドキュメンタリー番組は、ファンのそんな要望に応えた番組づくりであってほしいと願います。 華やかな舞台を裏から支えるスタッフもまた、舞台と出演者への愛情いっぱいのプロフェッショナル集団です。現在日本で、作・演出から舞台装置、照明、音響、音楽、振付、衣裳に至るまで専属のスタッフを抱え、また実際に製作する職人と工房まで備えた劇団は、宝塚歌劇団以外、ほとんどありません。出演者が舞台で最大限に輝けるようにどんな工夫がされているのか、舞台ができあがるまでに裏ではどんな苦労やドラマがあるのか、演出家はもとより、裏方スタッフたちの、舞台にかける真剣なこだわりと熱意。これは是非見てみたいし、またこれこそ他チャンネルではほとんど不可能な企画だと思います。 しかし、やはり、タカラヅカは他の芸能界とは一線を画した独特の様式を持った芸能です。それが、テレビという、ある意味で最も芸能界的なメディアとどう折り合いをつけていくか、それはかなり微妙な綱渡りのような気もします。 ブラウン管を通して生徒の素顔や舞台の裏側が見られるのは、ファンとしては、うれしい反面複雑なものがあるのも確かです。舞台を見ればそれで十分、裏事情など知りたくないという人もいますし、また、ひいきのスターのことなら裏の裏までなんでも知りたいという人もいます。生徒のプライバシーを考慮し、タカラヅカという様式と伝統を守るために、どこまで情報を開示するか、個々の判断がむずかしいでしょうね。 宝塚歌劇が88年生き抜いてこられたのは、基本が「学校」であるという独特の理念とシステムがあったからだとよく言われます。それがテレビメディアを得て、自らを映し出したとたんに崩れては元も子もありません。まず第一にタカラヅカと生徒・団員、ファンへの「愛」。それを基準に、ある節度を持ってタカラヅカの真髄を伝える番組作りを行ってほしいと願います。また私たちファンも、そういった節度を持って番組を楽しみたいものです。 さて今回は「真(しん)」をキーワードに、スカイ・ステージへの要望をたくさん書かせていただきました。タカラヅカは「清く、正しく、美しく」。それを「真っすぐに」、「真剣」に行う「真摯」なところを、ぜひスカイ・ステージでも見せて下さい。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
次回のキーワードは「親(しん)」。タカラヅカに「親しみ」を感じられる、「親切」で「親身」な番組づくりとは? 「親心」なんてのもあるかな? 次回のアップは、5月8日。楽しみにしてください。では、ごきげんよう! M・Kでした。 |
![]() |
![]()
|
|
|||
![]() |
|||
![]() |
|||
![]() |
|||
お問い合わせ: タカラヅカ・スカイ・ステージ tel.0570-000-290(日曜休10:00〜17:00) お問い合わせフォーム (c)宝塚歌劇団(c)宝塚クリエイティブアーツ/当ホームページの管理運営は、株式会社宝塚クリエイティブアーツが行っています。当ホームページに掲載している情報については、当社の許可なく、これを複製・改変することを固く禁止します。また、阪急電鉄および宝塚歌劇団の出版物ほか写真等著作物についても無断転載、複写等を禁じます。 放送番組の編集の基準|番組審議委員会|タカラヅカ・スカイ・ステージの著作権についての考え方|プライバシーポリシーについて|有料基幹放送契約約款 |
|||
![]() |
|||
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |