すみれの国の華麗なる食卓

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すみれの国の華麗なる食卓
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Introductionイントロダクション

イギリスといえば、サンドイッチやスコーン、ケーキを摘まみながら優雅に過ごすアフタヌーンティーが有名です。
それは、純粋にお茶を飲むのを楽しむ時間なだけでなく、食器や室内装飾のセンス、会話の内容や礼儀作法などが試される、上流階級の人々にとっての社交の場でもあるのです。
アフタヌーンティーだけでなく、食においても独自の伝統を持つイギリス料理の魅力に迫ります。

出演者
  • 千海華蘭

    〈月組〉

    千海華蘭Karan Chinami

    出身地:大阪府大阪市
    初舞台:2006年3月『NEVER SAY GOODBYE』
    ニックネーム:からん


  • 貴澄隼人

    〈月組〉

    貴澄隼人Hayato Takasumi

    出身地:兵庫県神戸市
    初舞台:2006年3月『NEVER SAY GOODBYE』
    ニックネーム:もっくん、にーに、まっちょセンパイ、たかすみ

料理監修
フードソムリエ http://www.food-sommelier.jp/
尾関由美 http://www.food-sommelier.jp/profile/102954.html

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  • イギリスといえば・・・

    かつて、上流階級が住むお屋敷には様々な役割ごとに使用人が雇われており、彼らを取り仕切る役割を担っていたのが執事でした。 というわけで、番組恒例のコスプレがこちら!(衣装は2012年星組『メイちゃんの執事』のもの)こんな二人に傅かれて、お嬢様気分になってみたいものです!

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    スコーンの余った生地で・・・

    型抜きをした後のスコーンの生地を見て、「せっかくなら」とオリジナルの形のスコーンを作ろうと張り切る二人。皆さん、二人は一体何の形を作ったのかわかりますか?!スコーンは、焼くと膨らんで形が変わるので、ちゃんと完成するか心配な二人です。 完成したスコーンは、是非Movieでご覧ください!

出演者の感想

  • 千海 華蘭 千海 華蘭Chnami Karan
  • 番組でお料理してみると、何気ない動作一つひとつに不思議な緊張感があり、普段意識していないことを改めてご紹介することは難しいものだなと感じました。視聴者の皆様に、料理のプロセスをわかりやすくお伝えする立場ですので、さも簡単そうに手際よく進めているかに見えるよう心掛けました。実際は全然慣れていないので、内心では「これで合っているのかな?」と恐る恐るでした。完成したアフタヌーンティーセットは、大変上出来だったと思います。お店に出すほどの自信はありませんが、お友達と一緒に楽しむためぐらいでしたら、「ブラボー!」と自画自賛してしまうレベルです(笑)。普段も、自分が食べるための簡単なお料理を作ることはあります。よく作るのは、“野菜たっぷりのトマトスープ”や“じゃがいものおやき”です。また、関西人の私は“たこ焼き”には並々ならぬこだわりがあります!

    イギリス人が美食にこだわらないのは、それを「紳士の美学」と捉えているから、という一説をこの度の番組でご紹介しましたが、これには私も大変驚きました。禁欲的な国民性なのでしょうね。美味しいもので溢れている日本に生まれた私としては、「日本に生まれてよかった!」と思いました(笑)。 以前から、まっちょ(貴澄隼人)は手先が器用で感性も豊かな人だなと感じていましたので、この番組で、彼女のそんな魅力が伝わったら嬉しいです。私自身は、「まっちょより年下で、しっかり者のように見えて、実はまっちょの手のひらの上で上手く転がされている」という細かい設定でお芝居をしています。「ちゃんとお伝えできるかな?」と思いながら収録を進めていましたが、最終的には、本来の自分から遠いようで近いキャラクターになったのではないでしょうか。私たち月組同期二人のキャラクターの違いに、ぜひ注目してご覧ください!

    普段の舞台ではお見せする機会のない、お料理やお茶を楽しむオフの私たちの延長線上のような姿をお目にかけ、さらに、イギリスについての豆知識やアフタヌーンティーの作法などもご紹介する魅力満載の番組になっていると思います。私たちのお嬢様が、この番組をご覧になって、ブリティッシュな気分を味わいながらお茶のひとときをお楽しみ下されば、至上の喜びでございます(笑)。

      
  • 貴澄隼人 貴澄隼人Takasumi Hayato
  • 台本を頂いた時、番組担当の方が「内容を覚えずに収録に臨まれても問題ありません。」とおっしゃったんです。「いや、そんな訳にはいかない!」と、ヤル気満々に台本を読み進めていくうちに、その方の言葉の意味を理解しました。「いやぁ、まさか見破られていたとは…!」と(笑)。「キャラクターのあてがき、ありがとうございます!」というほど、台本上のキャラクターは普段の自分に近いものでした。生徒一人ひとりの個性を熟知して下さっているタカラヅカ・スカイ・ステージのスタッフの皆さんに、感謝しています。

    手作りのお菓子といえば、バレンタインデーに娘役さんから貰うのが楽しみなくらいで、普段はお菓子作りとは無縁な日々を送っています(笑)。そんな私が、男役二人でアフタヌーンティーに挑戦するということで、最初は大変緊張しました。お店でよく見かける“華麗なる”ケーキスタンドと対峙した時は、少々手に汗を握りました(笑)。しかし、最後はお菓子作りの楽しさにすっかり気を良くして、本来のレシピにはないオリジナルデザインのスコーンを作れるほどになりました。視聴者の皆様、「華麗なスコーン」をお作りになりたい時は型を使ってレシピ通りに、「面白いスコーン」をお作りになりたければ独自のデザインセンスを発揮してチャレンジされてみてください。いずれの場合も、生地は決して練りすぎないようにするのがポイントです!

    (千海)華蘭とは、「音楽の宝箱」という番組で共演して以来、久しぶりの同期ペアでのお仕事でした。下級生の頃に戻ったような無邪気な時間を過ごすことができ、とても楽しかったです。私からの今回の番組内でのご注目ポイントは、「ロールサンドを巻く時の華蘭の手」です。ぜひご期待ください(笑)。また、今回のテーマである「イギリス」に関する舞台作品も紹介されましたが、自分が出演させていただいたものが多くあり、懐かしく思いながら振り返りました。お料理をする私たち二人の姿と、イギリスの魅力の両方を、視聴者の皆様にお楽しみいただけたら嬉しく思います。 お料理に挑戦してみたくても、「一人で作るのは不安だな…」とお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方には「頼りになる相棒を見つけること」とアドバイスさせていただきます(笑)。相棒と一緒にお料理をしながら、楽しいひとときをお過ごしくださいね!

Recipe
スコーン BLTロールサンドイッチ
材 料
  • スコーン(5p 約12個分)

    薄力粉220g
    ひとつまみ
    グラニュー糖小さじ1
    ベーキングパウダー5g
    無塩バター50g
    50g
    ヨーグルト60g
    牛乳大さじ1
  • BLTロールサンドイッチ(4枚分)

    サンドイッチ用食パン4枚
    レタス2枚
    スライスベーコン6枚
    プチトマト4個
    きゅうり1本
    マヨネーズ50g
    マスタード5g
レシピ
スコーン
  • 1

    薄力粉、塩、グラニュー糖、ベーキングパウダーを混ぜ合わせ、全体が均一になるようにふるう

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  • 2

    (1)に1cm角にカットしたバターを加え、サブレ状になる様に指先を使って粉と合わせる。

    ポイント

    時間をかけるとバターが溶けサブレ状にならないので手際よく。バターは冷えた状態にしておく。 白い粉が、バターで黄色っぽくなるのが目安です。フードプロセッサーを使ってもOK!

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  • 3

    卵、ヨーグルト、牛乳を混ぜ合わせ、(2)の全体に水分が粉類にいきわたる様に回し入れ、練らずに生地を重ねるよう粉気がなくなるまでまとめる。

    ポイント

    練ると、生地に弾力が出来てしまうので要注意!

  • 4

    (3)の生地がまとまったら2pの厚さに丸く形を整え、抜型で抜きやすいように約20分冷蔵庫で休ませる。

  • 5

    (4)の生地を取り出し、5pの抜型でぬき、クッキングシートを敷いた天板に並べる。*一気にスパッと切る様に抜き、できるだけ切り口を触らないようにする。

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  • 6

    生地の上に、牛乳(分量外)を艶出しのために刷毛で塗り、200℃のオーブンで15〜18分焼く。

BLTロールサンドイッチ
  • 1

    ベーコンは半分にカットし、フライパンで焼く。きゅうりは千切りにする。プチトマトは1/4の大きさにカットする。

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  • 2

    ラップを敷き、サンドイッチ用食パンを置き、マヨネーズとマスタードを混ぜあわせたものを塗る。

  • 3

    ベーコンを3枚のせ、レタス、きゅうり、ミニトマトの順に重ね、ラップを使いながら巻き、4つにカットする。

    ポイント

    ラップのままカットすると崩れにくい!

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  • 完成
  • イギリスといえばアフタヌーンティーですね!
    ケーキスタンドの1番下に「サンドイッチ」、真ん中に「スコーン」、一番上に「ペストリー(ケーキ類)」を置き、サンドイッチ→スコーン→ペストリーの順に食べるのがマナーだそうです。
    他にも、細かいルールが沢山あるようですが、やはり一番なのは「楽しんでお茶をすること」でしょう。気軽にお楽しみください!