のっけから“ゆるふわ”でもないタイトルコール
ゲンキなふたり―。

まず、海そばのテラス席でドリンクを注文。
オーダーは自然に桜木が。
最初の話題は、
宝塚音楽学校時代の思い出について。

三味線の責任者同士、買い出しに行ったら
いろいろ寄り道しちゃっていたそう。
卒業後、お出かけのドライブ。
この時も寄り道した思い出が明らかに。
でも、互いにすっかり忘れていることも
明らかになって笑いがこぼれます。

話すうちドリンクが来ると、
ナゾの歌を小声で歌う桜木。
楓は…気づいていない！？
互いの第一印象について。
楓からは“ずんちゃんマーク”発言が飛び出し
？？な桜木。
対する楓のことは、
笑顔…天使…花なのだと明言！！
楓が宙組の楽屋に顔を出すと、
男役の同期たちから
すごく喜んでもらえるらしい。
それについて桜木が断言
「たんちゃんだからやでっ」。
楓へ向けたストレートな誉め言葉も多く飛び出し、
桜木の優しさと大らかさを感じます。

最初の写真撮影タイム。
足元の悪い岩場、
桜木がさりげなくエスコートしたり
自然に手を取り合ったり、
2人の空気感はとてもナチュラル。
明るい陽射しの下、
海と空を感じる解放感あふれるショットが
たくさん撮れ、終始ふたりの笑顔が輝きます。

ここで、プライベートトーク。
オフの日の過ごし方を披露し合うと―。
寝起きが良い同士と分かり
「一緒や〜」とまたしても関西弁！？
活動的で旅行好きの楓は、
モロッコの魅力を力説。
対する桜木が行ったという最近の人生改革は
“野菜スープづくり”。
飲んで「生きてる」と感じたそうで、
妙に威張ってみせる姿は、
なんとも笑顔を誘われます。

中盤の心理ゲーム〜。
すぐに回答できた桜木から
「書けた！」の力強い宣言。
からの、結果発表では笑い合うふたり。
「当たってる〜」「すごいなぁ」と
素直な反応が印象的。

ステージトークでは、
これまでの印象に残っている役を。
芝居に取り組むスタンスを認め、
尊敬し合える間柄で
桜木出演の『パーシャルタイムトラベル』の
ラストキスシーンの誕生秘話も明かされます。

続いて、カフェ名物
“3色ビッグカキ氷”がうやうやしく登場〜。
その大きさに爆笑しきり、
試食のリアクションとツッコミ合いが面白く、
最もテンションの高い瞬間となりました。

写真撮影をはさんで、
それぞれをよく知る組の仲間への
アンケート結果を発表し合うコーナー。
終始笑いが絶えない中、
特に楓の印象深いエピソードが2つ暴露され、
アチャーとなる楓が可愛らしいです。

終盤、これから演じてみたい役や課題をトーク。
同期の退団も増えつつある今、
喪失感を感じながらも
自身はもっとしっかりしていきたいと
前をしっかりと見据えるふたり。
芸事に対して真面目なところがとても好き、
互いに触発される仲でいられることを
改めて確認―。
組は違っても信頼し、
励まし合える同期としての絆が確かにここにあります。

ラストはメッセージカードを交換。
楽しい話も面白い話もできる仲、 どこか行動パターンも似ていて気が合うふたりは、
これから舞台上で
より輝きを増せるよう個性を磨き、
まっすぐ突き進んでいくことでしょう。

それぞれが持つ明るさや、
ハートに正直なストレートな想い、
陽のエネルギーが絶妙に混じりあう…
ゆるふわ感以上に楽しい笑いと
満面の笑顔に満ち、
元気をもらえるような、そんなふたり時間です