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![]() ![]() 季節はいつの間にか冬となり、もう師走。クリスマスのイルミネーションが街を華やかに彩っています。昼間は温かくても夜となると一気に気温が下がり、コートを着たり脱いだり。寒暖の差に身体がついていかないのか、風邪気味で鼻をクシュクシュしているM・Kですが、みなさまお元気ですか? さて久しぶりの番組チェック、今回は遅ればせながら10月12日に行われた「大運動会」の模様を当日の夜にレポートした番組、「速報!宝塚歌劇90周年記念大運動会」をチェックしてみましょう。応援に燃え、走り、汗をかき…無我夢中な表情からは、スターというより生徒としての素顔が浮き彫りにされ、タカラヅカの原点はやっぱり学校なんだなと納得しました。 大運動会は10年に1回の開催ですが、90周年のちょうど10年前、’94年の80周年のときにも開催されています。その「宝塚歌劇80周年記念大運動会」の模様も放送されました。こちらもレポートしてみましょう。
「速報!宝塚歌劇90周年記念大運動会」の見どころは競技そのものよりむしろ、各チームが趣向を凝らした入場行進や応援合戦、そして公演やお稽古の合間をぬって懸命に準備、練習したその模様でしょう。ちなみに今回のチーム編成は、各組ごとと、専科&音楽学校生チーム。専科&音楽学校生チームは得点対象外です。 まずは入場パレード。抽選で順番を決めたそうで、最初は月組。組カラー黄色の法被姿の夏河ゆら組長が三度笠を上げると頭にはウサギの耳。組子に担がれた彩輝直が、着流し姿から金色の燕尾服へと早変わり。旗を回したあと、組子に担がれてポーズ。 次は雪組で、組カラーは緑。緑の法被をまとった朝海ひかるが『スサノオ』の振りで刀をつかい、他組カラーの組子を倒し、最後は貴城けいと「雪組、優勝!」とおたけびを上げます。 専科・音楽学校生チームは、派手な着流しの轟悠、初風緑、樹里咲穂を中心に「マツケンサンバ」を小粋に踊ります。音楽学校生は制服の白トレーナー姿で整然と。 前回優勝の星組は、まず湖月わたるがトロフィーを手に白の学ラン姿で登場。続く安蘭けいは青い学ランで応援旗を振りまわします。組カラーのブルーのTシャツに白のスコート、白いポンポンを振りながら、全員でラインダンスを披露。
花組は、組カラーのピンクのスーツとサングラスの春野寿美礼が、白コート&帽子をつけ、みこしに乗ってキザに登場。『TAKARAZUKA舞夢!』の“I GOTCHA”の替え歌で勝利を宣言。娘役も含め組子全員が、スーツにサングラス姿でクールにきめています。 うって変わってソフトだったのが宙組。白い山車に乗った和央は「冬のソナタ」ヨン様風のコートとマフラーに眼鏡。韓国語で挨拶し、組カラーの紫のマフラーを巻いた花總まりも続きます。「柔」を歌い、花總から金メダル受け取り、優勝をアピール。 その後は全員の入場行進。組長が持つプラカードを先頭に(専科は初風)、組カラーの鉢巻き、組カラーをあしらったトレーナー姿の全選手がアリーナに進みます。
ここからは別撮りで、各組の組長・副組長が抱負を語ります。林家ペー&パーコの真似ではじまった花組(組カラーがピンクだから)、「10年前は最下位。リベンジを賭けて」と語る月組、「雪組の運動会といえば綱引き。団体競技でがんばりたい」と雪組、「目標はもちろんV2」という星組、「闘魂」の鉢巻きと紫のシャツの宙組は、10年前は組がなかったので、今回が初出場。「目標はもちろん優勝」です。 次は開会式。トーチを手にした轟、春野、彩輝、朝海、湖月、和央が、力強く選手宣誓をします。 続いて各組の練習風景。入場パレードや応援の練習、リレーなどの競技の選手選びなど、真剣に励む様子が見どころです。一応演出の先生がついているようですが、中心は生徒同士。三人四脚の練習は、各組代表3人が行う123ゲームのため。また綱引きの練習も熱心に行っています。それにしてもタカラジェンヌって足が速いし、振りの飲み込みも早い。みんな運動神経・反射神経抜群なのがよくわかります。専科の面々が、音楽学校時代を思い出した様子で鼓笛隊の練習に励む様子が、なかなかほほえましかったですね。松本悠里のパンツ姿がめずらしい…。
ここで会場の大阪城ホール周辺の朝から受付までの風景、そして開会式のリハーサルの模様が流れます。印象的なのが熱心なファンの姿。朝から詰めかけ、揃いの組カラーのシャツで応援を練習し…運動会はファンにとっても一大イベントなのですね。 ここで競技のダイジェスト。まずは75m走。1位でゴールした、花組の華城季帆、星組の柚希礼音、星組の絢華れい、月組の流輝一斗の軽やかな疾走がすばらしい。続いファンとの二人三脚の模様。 そして前半戦が終わった時点での記者会見。専科・轟、花組・春野、星組・湖月、宙組・和央、月組・彩輝、雪組・朝海の順で、前半の感想、後半への意気込みを語っています。この時点で1位は月組で、前回優勝の星組はなんと最下位! 次は中間発表後の応援合戦。専科・音楽学校生は轟の指揮による鼓笛隊パレード。星組は学ランを着た湖月の大太鼓に合わせて歌と踊り。安蘭と檀が団旗を振ります。緑の法被の雪組は朝海を中心にシュプレヒコール。娘役が可愛らしく踊ります。金髪のカツラに花の髪飾りを飾った春野、瀬奈らの男役がミニのスコートと色とりどりの可愛らしいシャツで登場。愛嬌を振りまきチアリーディング。宙組は、谷亮子選手のように髪を結び柔道着を着た和央を中心に、客席を巻き込んで盛り上がります。そして月組は、学ランに鉢巻き姿の彩輝、大空祐飛、霧矢大夢を中心に、応援団風に。それぞれの趣向が楽しい応援合戦でした。
後半の競技からは、各組代表男役3人による123ゲームの模様が放送されました。風船割り、網をくぐるなどの障害物競走、そして三人四脚で争い、1位は月組、2位は宙組…。水泳帽をかぶった宙組メンバーの姿が目を引きます。 そして結果発表です。総合得点では1位が月組、2位が宙組、3位が星組、4位が同点で花組と雪組。月組のメンバーが飛び上がり、うれしそうです。表彰式の模様が流れて、番組は終わりました。 「歌劇」や「GRAPH」を見ると、玉入れや椅子取りゲーム、大綱引き、リレーなど、放送されなかった競技もたくさん。全部見てみたくなりました。DVD、ビデオの発売が待たれます。
さて10年前に行われた「宝塚歌劇80周年記念大運動会」−夢を描いて華やかに−。これは西宮スタジアムで行われ、当時の全組4組、花組、月組、雪組、星組、さらに専科・研一チームに分かれ、競技と応援を競ったものです。音楽学校生やスタッフ、友の会メンバーも出場しています。当時の各組陣容は、花組が安寿ミラ、森奈みはる、真矢みき、愛華みれ、紫吹淳。月組が天海祐希、麻乃佳世、久世星佳、真琴つばさ。雪組が一路真輝、花總まり、高嶺ふぶき、轟悠、香寿たつき。星組が紫苑ゆう、白城あやか、麻路さき、稔幸、真織由季。そのほかおなじみの顔もいっぱい登場。番組のレポーターは、当時退団したばかりの娘役、元雪組の紫とも、元花組の華陽子。 まずは準備&練習風景から。時間がない中、各組とも教室やグラウンド、果ては河原など、懸命に練習する様子は、今も昔も同じ。外での練習している組など、だんだん暗くなっていってライトがつき、月が出て…なかなか大変です。公演中だった花組は“目指せ最下位”と口を揃えます。
入場パレード、競技の模様、中間の応援合戦など、運動会当日の内容は、ほぼ同じ。くじ引きで決まった順番は、花組、星組、専科・研一、雪組、月組の順。 まずは応援合戦。「公演中」と書かれたはちまきをした安寿を中心とした花組は全員サングラスにスーツ姿。「スーツの花組」ですね。星組は大劇場のサヨナラ公演が終わったばかりの紫苑をみこしにのせて登場し、星にちなんだ歌でHOSHIの人文字を作ります。鉢巻きにヘンな眼鏡、肩には星のマークの紫苑、舞台の貴公子キャラとオフの落差が有名だった人で、オフのおかしな人ぶりが全開しているような姿で張り切っています。専科・研一は、研一が扮した将棋の駒を、棋士姿の松本悠里と鈴鹿照が動かすという趣向。雪組は一路を中心に”雪”などの人文字を作り、月組は主演娘役だった麻乃佳世が猫、姿月あさとが怪盗姿に扮するなどしてパレード。 玉入れ、大玉転がし、100メートル競走、二人三脚、仮装競走、いす取りゲーム、主演男役と娘役が組むドン・ガン・ジャン・リレー、障害物競走、大綱引き、1200メートルリレーと熱戦が繰り広げられましたが、退団の紫苑を中心に燃えた星組の優勝となりました。
とくに印象的なのが、大綱引きで勝った雪組の重心の低い粘り腰と、100メートル競走と1200メートルリレーでの選手の奮闘ぶり。100メートル競走の第1レースで途中まで1位だったのが途中で靴が脱げて3位に終わった紫吹、第3レースの1位は風早優、2位は湖月、第5レースの1位は汐美真帆、最終レースの1位は稔幸…おなじみの人たちが並びます。1200メートルリレーは星組が1位で、転んでしまった湖月、アンカーとしてぶっちぎりの早さを発揮した稔…我を忘れた様子でがんばる姿は清々しいですね。優勝の挨拶で「退団の挨拶でも泣きませんでしたが、今日泣きました!」と絶叫する紫苑。本当にうれしそうでした。
さて次回のチェックですが、私が個人的に楽しみにしているのが“麗しの80年代を振り返る”シリーズ。10月には『情熱のバルセロナ』、11月には『アンダーライン』と、伝説の名作が貴重な映像でよみがえり、これぞスカイ・ステージならではの醍醐味を感じました。その2作品を中心にチェックしてみたいと思います。また12月には、酒井澄夫特集、汐美真帆のサヨナラ特集、大晦日にはカウントダウンスペシャルが登場するなど、楽しみがいっぱい。どれを取りあげましょうか。お楽しみにお待ちください。それでは次回まで、ごきげんよう。M・Kでした。 |
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■カウントダウン特集バックナンバー(2001年4月17日〜2001年7月1日) |
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