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![]() ![]() ほんとうにお久しぶり。約2か月ぶりの番組チェックです。前回「秋が来るのが遅くて地球温暖化の影響か」などとのんびり書いていたら、なんと大寒波が襲来!! とくに年末年始の寒さは半端じゃありませんでした。大雪の被害を受けている地域のみなさん、雪下ろしなど、大変な毎日だと思います。早く春がやってこないかな。そんなことを願いつつ、M・Kが番組チェックをお送りしましょう。
さて今回のチェックは、そんな厳寒の年末の12月31日、23時15分から生中継された『ベルサイユのばら』2006カウントダウンスペシャル。『ベルサイユのばら』が星組、つづけて雪組で上演される今年は、『ベルサイユのばら』YEARなのですね。宝塚ホテルに視聴者の皆様を招いて行われたこの催し、フリーアナウンサー竹下典子さんの司会で、雪組『ベルサイユのばら』メンバー、雪組の水夏希、舞風りら、壮一帆、そして特別出演予定の月組・大空祐飛が出演し、楽しいトークや歌を披露しました。そして会場の雰囲気などを伝えたレポーターは、雪組スカイ・フェアリーズの大月さゆ、蓮城まこと。大晦日の忙しい時間の生中継でしたから、見逃した方もいらっしゃるでしょう。遅まきながら、少し雰囲気を味わってください。 司会者挨拶のあと、ホテル玄関前で大月と蓮城がレポート。テレビ視聴者&出席者へのお年玉プレゼントのお知らせのあと、23時20分を数分過ぎ。いよいよゲストが入場です。“ごらんなさい”のメロディにのって、会場後方の扉から、月組の大空を先頭に、雪組の水、舞風、壮の順で入場し、座席の間をぬって壇上に。『ベルサイユのばら』を意識したのか、大空と水はフリルのたくさんついた白ブラウスに黒のスーツ、舞風はシルクっぽい淡いパープルのワンピース、壮は黒ベルベットのジャケット&パンツ姿です。会場のセットも『ベルサイユのばら』ムード。花がたくさん飾られ、パネルにはばらが華やかに描かれています。
4人が挨拶したあと、月組の大空はいったん席を離れ、残った雪組一同、まずプレゼント応募に必要なキーワードを相談。水が「やはりオーソドックスに“愛あればこそ”」と発表しました。 続いて『ベルサイユのばら』との出会いについて、それぞれが語ります。ファン時代を彷彿とさせる熱気あふれる言葉に実感がこもっているので、ちょっと紹介しましょう。 (水)「タカラヅカ受験の動機が『ベルサイユのばら』なんです。『ベルサイユのばら』を観て、こんな素敵なものが世の中にあったのかと・・・即、“受験する!”って。雪組の杜けあきさんと一路真輝さんの『ベルサイユのばら』でした」 (舞風)「ファンになったのはその前だったんですけど、大浦みずきさんのファンで、フェルゼン編の『ベルサイユのばら』を観に、東京宝塚劇場に毎日のように通いました。3階とか2階とかの後ろで、オペラグラスを使いながら…。(席は)すごく遠かったですけど、かぶりつき気分で観てました(笑)」 (壮)「私は学生時代に、舞台を観る前にまず漫画から入りました。絵がちょっとその当時の今風じゃなかったので少し抵抗があったんですけど、おもしろいからって勧められて読んだら、ホントにおもしろくて!」 (水)「おもしろいよね!! 漫画」 (壮)「こんな素晴らしい漫画があったか! と思いました」 (水)「漫画なのに、史実に基づいているから…」 (壮)「そうなんです。お勉強にもなる…」 (水)「お勉強になっちゃう!」 (舞風)「(笑)そうですねぇ」 (水)「それでいて架空の人物も出てきて、涙が出てきちゃうね」 (壮)「最後、オスカルが死ぬところで、ホントに死なないで!! って、本を読みながら思って・・・そんな可愛い時期もあったんです」 (水)「…漫画も素晴らしいですけど、タカラヅカの『ベルサイユのばら』の素晴らしいところを、ここでアピールしてください」 (舞風)「やっぱり、すごく華やかで、お衣装もすごくきれいで。お話も1本物なので、すごく内容濃く観られるところかな。最後にフィナーレがついて」 (水)「ねぇ!」 (舞風)「華やかですよね」 (壮)「あと、歴史ある作品ですから、曲のイントロが鳴っただけで、観てる方もワクワクしてきちゃいますね」 (水)「ゴロンゴロンって鐘が鳴っただけで、もう“ごらんなさい!”ってやっちゃうものね(笑)」 (壮)「そう、やっちゃうんですよね。いまもやっちゃいそうでしたものね、入場のときに(笑)」
星組にオスカル役で特別出演の水が「熱気が違う」稽古場の様子を語ったあと、それぞれが雪組公演・オスカル編の自分の役について。舞風が演じるロザリーには今回オスカルと踊る幻想の新場面が盛り込まれていて、ロザリーの心情がいままで以上に濃く表現されるようです。水は通常はアラン、そして役替わりでアンドレ役を演じますが、いまは星組で演じる「オスカルのことで頭がいっぱい」だとか。目まぐるしいスケジュールですね。「すごく合ってますね、アラン。アンドレも好きなんですけど、アランさんもすごい好きで」と舞風。「アラン“さん”をつけるとね、安蘭けいさんになってしまう」と笑う水。稽古で「バスティーユ祭りというのをやったんですよ。星組と雪組、ごちゃ混ぜでやって」。それぞれの役替わりバージョンで、今度はアラン、今度はアンドレという風に踊ったら、「私どっちだ!? みたいに混ざっちゃって」と笑います。壮は通常では衛兵隊隊員で、役替わりでジェローデル。「衛兵隊と貴族という対照的な役で、色が全然違うので、それぞれ楽しんでやれるかな」と語ります。 突然「え!? 明日からですよ! ワクワクしちゃう!」と叫ぶ水。そう星組公演は翌、1月1日が初日なのです。だから初日出演者たちは出席してないのですが、彼女たちから、そして雪組特別出演者からビデオ・メッセージが届きました。星組公演にオスカル役で初日から3日まで出演する雪組の朝海ひかる、5日から10日に出演する雪組の貴城けい、そして雪組大劇場公演にアンドレ役で特別出演する花組の春野寿美礼、月組の瀬奈じゅんが、それぞれ『ベルサイユのばら』にかける抱負を語ります。朝海の最後の一言、時計を見ながらの「私ももう少ししたら年越しそばを食べようかなと思ってます(笑)。明日またお会いしましょう」に臨場感がありましたね。 続いて3人による歌のコーナー。舞風と壮が「愛あればこそ」で美しいハーモニーを聞かせ、水がソロで「心の白ばら」を力強く歌い上げます。
この辺りで時刻はそろそろ23時30分(大きな液晶パネルが時刻を刻んでいます)。ビデオ・メッセージ第2弾が流れます。 星組大劇場公演出演者からで、最初はフェルゼンを演じる湖月わたる。全国ツアー、韓国公演をへて3度目の『ベルサイユのばら』となる湖月。明日からの大劇場公演を「いまの私たちにしかできない、新しい『ベルサイユのばら』にしたい」と熱くアピール。 今回の『ベルサイユのばら』は、マリー・アントワネット生誕250周年を記念した公演。マリー・アントワネットにより重点をおいた構成になっています。その重責を担うのが、星組・白羽ゆり。「今回のアントワネットは全国ツアー、韓国公演に比べ大人っぽく、アントワネット作詞・作曲の歌を歌います」。 星組『ベルサイユのばら2001』ではフェルゼンを演じた安蘭けい。今回星組大劇場公演ではアンドレ、東京公演ではオスカル、そして雪組東京公演ではアンドレを演じるので、これで『ベルサイユのばら』主要3役を制覇することに。「あとはアントワネットを残すのみ」と笑います。星組大劇場公演では5人のオスカルを相手に、「みなさんどんなオスカルで私に体当たりしてくるか…私もそれをドンと受け止めて、いろんなパターンでアンドレを演じたい」と力強く宣言。 3人目のオスカルとなる月組の霧矢大夢は、’04年のイベント「ベルサイユのばら30」で1場面ずつオスカルとアンドレに出たのをのぞき、『ベルサイユのばら』は初体験。「オスカルとして悔いなく生きたい」と語ります。
ここで大空が再登場。「ドラマとしてもとても深い作品で、いろんな人物に共感して感じることのできる素晴らしい作品」。今回、星組の稽古を見ていて、とくにフェルゼンの大きさを感じ、アントワネットのセリフ一言一言に感じ入って、「こんなに深い作品だったのかと実感した」そうです。オスカル役と聞いたときは「びっくり」。『ベルサイユのばら』へは初出演ですが「タカラヅカに入ったからには一度は出たいと思っていた作品で、まさか自分がオスカルとは…あこがれの役としても想像できないほど遠い存在の役だったので、聞いたときはのけぞってしまいました。安蘭さんに体当たりして、ドーンとぶつかってみようかな」。“今宵一夜”のポーズのきつさとか、稽古場での実感を楽しそうに語ったあと、23時47分とカウントされたパネルの前で「愛の巡礼」をしっとりと歌います。 続いて最後にビデオ・メッセージがOGから。平成の『ベルサイユのばら』の立て役者2人、元雪組の杜けあき(’89年・アンドレとオスカル編)、元花組の大浦みずき(’90年・フェルゼン編)が、さすがの貫禄で、エールを送ります。 そして23時54分。再びゲスト4人とレポーターの2人、全員が登場して、客席のみなさんがふるペンライトのもと、“愛あればこそ”。 歌い終わって、いよいよカウントダウン。20秒前からは客席も含め全員で「20・19・18…」と拍手。新年になった途端、客席からはクラッカー、そして花火まで上がって、2006年が始まりました。 まず大空から、新年の挨拶。「新年明けましておめでとうございます。2006年が皆様にとりましてもタカラヅカにとりましても素晴らしい年になりますように。そして私自身も健康第一で充実した舞台を皆様にお送りできますよう、がんばりたいと思います。本年もよろしくお願いします」。水「実り多き1年となりますよう」、舞風「日々自分に厳しく、努力を怠らないように舞台をつとめて参りたい」、壮「今年も元気いっぱい、楽しく舞台をつとめていきたい」と続きます。大月と蓮城も一言ずつ挨拶しました。
最後にプレゼントの抽選。まず水が抽選箱へ。会場で参加の方からは、地元の女性が当選。そして次はテレビの前でご覧の視聴者の方へのプレゼント。大空が引いて当選者に電話するのですが、これがなかなかスリルでしたね。5回コールで出てこないと無効…。3回目にようやく出てきたと思ったら「いまからテレビつけます」(!?)。キーワードは無事に言えたのですが、「いまお風呂に入ってました」。…みんなでホッとしました。よかったですね。 そしてレポーターの2人が宝塚ホテルのロビーに出て、通りがかったお客さまにインタビュー。初々しいレポーターぶりに会場から笑いが起きます。 最後にともに年越しをしたゲスト4人が今回の感想を述べます。「今年これだけは」という質問に、水が「緊張魔なので、それに打ち勝つ。あっ! 言っちゃった(笑)」。『ベルサイユのばら』カルタの話など、リラックスした会話に会場がわいているうちに時間となり、ふたたび“愛あればこそ”を唱和して、番組は終了しました。 さて年末の「カウントダウン」のご報告、いかがでしたか? さて次は、どうしましょう。2月は放送でも『ベルサイユのばら』がたくさん。平成の雪組「アンドレとオスカル編」、星組『ベルサイユのばら2001』、今回の雪組公演のプロダクション・ノートなどが登場。また昨年の花組公演『天の鼓』の東京特別公演千秋楽映像が、早くも放送。“サヨナラ”メモリアルでは紫吹淳が登場するなど、目が離せない番組ばかり。新番組「Barとも&しび」もおもしろそうですね。専科の立ともみと矢代鴻がくり広げるトーク番組です。お楽しみにお待ちください。M・Kでした。 |
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■カウントダウン特集バックナンバー(2001年4月17日〜2001年7月1日) |
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