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 いやー、夏ですね! 暑い、暑い。暑さのあまりクーラーつけたまま寝てしまい、風邪をひいてしましまったバカなM・Kです。暑いのに風邪、これはしんどいです…。
  こんな季節にはお出かけより家でスカイ・ステージ。ということで今月の番組チェックですが、今回はいま注目の2人、7月の『Ernest in Love』で月組主演男役に就任したばかりの瀬奈じゅん、そして星組東京宝塚劇場公演『長崎しぐれ坂』『ソウル・オブ・シバ!!』千秋楽の8月14日に退団する星組主演娘役・檀れいの番組を、それぞれ2本ずつ取りあげてみましょう。見応え十分ですよ。


まず瀬奈から。新人時代から主演男役に就任するまでの道筋を舞台映像でつづった「瀬奈じゅん 新たなる飛翔」と、『Ernest in Love』のお稽古から初日までをカメラが追った、『Ernest in Love』プロダクション・ノートです。

「瀬奈じゅん 新たなる飛翔」の最初の映像は、これはめずらしい、1996年花組、真矢みき主演のシアター・ドラマシティ公演『RYOMA』です。瀬奈は、若き徳川十四代将軍・徳川家茂として、真矢演じる坂本竜馬に、「日本の将来のために、徳川の歴史を自分の代で閉じてもいい」と切々と訴え、感動を誘います。'92年初舞台の瀬奈は当時入団5年目。決して早い抜擢ではありませんがこのあたりから頭角を現し、'98年には最初にして最後の新人公演主演を『SPEAKEASY』でつとめ、生来の明るさと華を発揮。大きな注目を集めます。
  以後、真矢みき主演時代、愛華みれ主演時代と、花組での存在感を徐々に増していきます。『スナイパー』『タンゴ・アルゼンチーノ』『ザ・レビュー'99』『ザ・ビューティーズ』と見ていくと、舞台姿がドンドン大きくなってくるのがわかります。
  そして2000年、春野寿美礼主演のバウ公演『十二夜』では、春野のライバル役。このころから春野との名コンビぶりが評判になった記憶があります。熱演派・瀬奈の名を決定的にしたのは『ルートヴィヒII世』でのルートヴィヒの弟役、オットーでしょうか。精神を病んだ役で、兄との鬼気迫るやりとりは強烈な印象を残しました。



 実は、今回月組主演娘役としてコンビを組む彩乃かなみとは、花組時代に一緒だったことがあり、匠ひびき主演の'00年バウ『トム・ジョーンズの華麗なる冒険』ではデュエットしていますし、瀬奈のバウ初主演作、'01年の『マノン』では主演コンビなのですね。今回映像を見て「そうだった!」と、合点。昔から縁が深かったわけです。
  目を見はったのが'01年の『VIVA!』。金色の衣装を着て銀橋でリッキー・マーチンのヒット曲を歌う瀬奈の姿にはオーラが強烈に漂い、スターとしての大きさがグンと増したのがよくわかります。
『カナリア』の悪魔ルカ(共演者に舞風りらの顔が見えます)と来て、いよいよ'02年『琥珀色の雨にぬれて』。大劇場では匠ひびき・クロードの共同経営者、婚約者の兄ミシェルを懐深く演じていたのですが、匠の休演により東京宝塚劇場では春野がクロード、瀬奈は春野の代役でルイを演じています。両方の映像が流れますが、ルイは急な代役のプレッシャーをはねのけ、見事でした。この公演から引き続いてすぐに日生劇場での特別公演『風と共に去りぬ』でスカーレットを演じているのですから、瀬奈のガッツ、がんばりぶりはたいしたもの。高い評価を獲得しました。このスカーレット、明るく快活で、よかったですよ。『琥珀色〜』と同時上演されたショー『Cocktail!』では、誘惑される少年僧が、なかなか色っぽかったですね。

 そしていよいよ春野寿美礼主演時代。春野に次ぐスターとして大きな活躍を見せます。'02年博多座の『あかねさす紫の花』『Cocktail!』、『エリザベート』ルキーニ、'03年ドラマシティ『不滅の棘』、『野風の笛』『レビュー誕生』…。『レビュー誕生』のなよなよした衣装デザイナーでは客席を沸かせました。
  '03年にはバウ主演『二都物語』の抑えた演技で成長ぶりを見せ、続いて'04年、宝塚劇90周年を記念した年のお正月には、「祝典喜歌劇」と銘打たれた『天使の季節』。 カリブ国の皇太子・アッサーラ殿下をコミカルに演じ、笑いを誘いました。


 この年は各組の二番手スターが他組に特出した年で、瀬奈は月組の『飛鳥夕映え』『タカラヅカ絢爛II』に出演。『飛鳥夕映え』では中臣鎌足と軽皇子の二役を演じるなど活躍を見せましたが、12月には正式に月組に配属。その間、東京、名古屋、大阪で開かれたはじめてのコンサート『SENA!』ではショースターとしての魅力を発揮しました。そして月組移籍後初の大劇場公演『エリザベート』では、男役としてはじめてエリザベートを演じて話題を呼びました。このエリザベートがすばらしかったですね。ヨーロッパの女優さんのような威厳と美しさで、さぞかし努力したのでしょう、高音部の歌も見事にクリア。成人後はもとより、少女時代がなんとも可愛らしかったのが印象的でした。
  そして今年の7月、『Ernest in Love』で月組主演男役になったわけですが、その直前の6月6日には、羽山紀代美 振付家30周年記念ダンシング・リサイタル「ゴールデン・ステップス」に出演。今回の番組の見どころの1つはこのリサイタルの映像でしょう。彩乃とのデュエットダンスも見られます。


『Ernest in Love』に関しては、4月4日の制作発表会見での挨拶(『エリザベート』東京公演の前で、まだ髪が長い)や稽古風景がつづられ、うれしかったのは、初日映像が、彩乃とのかけ合いやフィナーレのデュエットダンスも含め、見られたこと。この映像で番組は終わりました。

 瀬奈の番組、もう1本は、『Ernest in Love』プロダクション・ノート。4月4日の制作発表会見から、7月8日に会場の梅田芸術劇場メインホールで行われた舞台稽古までの過程が克明に描かれ、7月9日初日の瀬奈の開演挨拶で番組は終了します。
  こういう番組で楽しいのは、なんといっても稽古場風景。台本と真剣に取り組む姿、彩乃とのかけ合い、霧矢大夢と城咲あいのダンス、コミカルな群舞…歌稽古がくり返され、振りがつき、しだいに場面ができあがっていく様子に興味津々でした。木村信司の演出の様子がおもしろかったですよ。寝ころんだり、バタバタしたり、実際にやってみるんですね。振付の羽山紀代美、竹邑類、音楽監督の甲斐正人、歌唱指導の楊淑美の動きにも興味深いものがあり、演出、振付、音楽が一体となって作品を作り上げていく様が、よくわかります。ナンバーが明るくて明快で、アンサンブルも生き生きとしていて、いかにもミュージカルらしい作品ですね。とくにコーラスが軽快で、甲斐が「この作品にはオペレッタのにおいがする」と言っていましたが、その通り。古き良き時代の品のいいミュージカルです。


 瀬奈は、エリザベートで声の幅が広がったのでしょうか。男役の音域も素直に出ていて、耳に心地よい歌声です。彩乃とのコンビネーションもぴったりで、稽古の合間に肩を寄せあう姿が微笑ましい。霧矢とのコミカルなやりとりも楽しそう。彩乃と城咲の、互いに意地を張りあう場面もおもしろそうです。

  次は去っていく人、檀の番組を。「Memories of 檀れい」と、檀れいミュージック・サロン「DAN-ke schön!−ダンケ・シェーン−」です。まず「Memories of 檀れい」は、思い出の映像をはさみながら檀自身がじっくりと語る、檀れいの"これまで"と"これから"。

  最初に代表作を並べた「舞台歴」がテロップで流れるのですが、'92年初舞台『この恋は雲の涯てまで』、翌年の月組配属から、年代が一気に飛んで'96年8月の『銀ちゃんの恋』東京・日本青年館公演の玉美となっているのですね。
  というのも、初舞台から数年の檀はその他大勢の本当にふつうの下級生だったのです。でも美貌は最初から際立っていて、初舞台生紹介の『歌劇』の写真を見て「なんてきれいな子だろう」と思った覚えがあります。"可愛い"というより"きれいな"、きりりとした美しさで、「男役の方が似合いそう」とも思いました。退団公演の「NOW ON STAGE」東京版で"男役になりたかったし、三つ編みが難しそうだったから、予科時代はショートカットにしていた"と告白していますが、さもありなん。男役が似合いそうという私の感想も、そんなに見当違いではなかったようです。

  話を戻しましょう。玉美はカリカチュアライズされた役で、驚くほど大胆な化粧、演技も思い切りがよく、会場を沸かせました。今回映像が流れなかったのが残念ですが、機会があればぜひ見てください。すばらしい舞台度胸です。檀れいの名前はこの公演で一気に高まり、同年秋の『チェーザレ・ボルジア』新人公演では初の大役、女領主カテリーナを格調高く演じています。


 翌'97年秋には雪組に組替え。'98年には、バウ公演『ICARUS』の映画女優クレア、全国ツアー『風と共に去りぬ』メラニー、そして新人公演初主演となった『浅茅が宿』の宮木/眞女児と、今までとはまた違った色の役を演じ、有望娘役の地位を確立。『浅茅が宿』新人公演の最中に大劇場が停電したが、ちょうど出ていた檀、あわてずに何事もなかったように演技を続けたというのは、有名なエピソードです。
  年末に再び月組に戻り、真琴つばさの相手役として主演娘役に就任。'99年には、お披露目の全国ツアー公演『うたかたの恋』のマリー・ヴェッツェラ(秋にもあった)、大劇場お披露目の『螺旋のオルフェ』アデル/ルシルと『ノバ・ボサ・ノバ』エストレーラ、そして中国公演と大活躍。中国公演で"楊貴妃の再来"と大人気を博したのはご存じの通り。翌年'00年にも『LUNA』『BLUE・MOON・BLUE』、『ゼンダ城の虜』『JAZZ Mania』と活躍。『BLUE・MOON・BLUE』の赤い花は、余人をもって代えがたいあでやかさ、妖しさでした。

  真琴は'01年の『愛のソナタ』『ESP!!』で退団するのですが、そこからがまさに波瀾万丈でした。'01年夏に専科入りしてまず『極楽町一丁目−嫁姑地獄編−』に外部出演、'02年から'03年にかけては、日生劇場での特別公演『風と共に去りぬ』でメラニーを演じ、2回目の中国公演。そして'03年、湖月わたるの相手役として星組に配属されるのです。タカラヅカの娘役としては異例なくらいの激しい転変といえましょう。
  星組に配属後の活躍は記憶に新しいのですが、エジプトの王女・アムネリスを演じた大劇場お披露目公演『王家に捧ぐ歌』が大ヒットし、『花舞う長安』では楊貴妃を演じ、『長崎しぐれ坂』のおしまでは成熟した色香を漂わせ、『ソウル・オブ・シバ!!』と共に、これが退団公演となったわけです。
  トークは「初舞台」、「下級生時代」、「雪組時代」、「月組時代」、「専科時代」、「星組時代」、そして初代のスカイフェアリーズをつとめた「スカイ・ステージについて」とつづきます。


「新人公演では色の濃い役が多くて、可憐な娘役は一切なかったですね。色濃い役が魅力的で、毎回挑戦。いろいろ考えて演じるのが楽しかった」
「雪組には1年ちょっと。日本物の修業に行った感じです。着物の着方、お化粧の仕方、お芝居のやり方…上級生から学んだり、盗み見て、自分のものにした気がします」
「(月組の)お披露目の『うたかたの恋』のマリー・ヴェッツェラは思い入れの強い役。それまで色濃い役をやっていた私にできるのかと不安でしたが、ポスター撮りのとき真琴さんに"大丈夫だよ、檀。あなたはそういうところを持っているからね"とおっしゃっていただいて…マリーの純粋で必死で愛する人と一緒にいたいという気持と、私のまみさん(真琴)についていこうという気持が、オーバーラップしてできあがったような気がします」
「中国公演は、何が大人気か自分ではわからなかったんですが、"タン・リー"とかわいがっていただいた」
「『ゼンダ城の虜』のフラビア姫も思い入れの強い役で、お姫さまらしいお姫さまで、衣装からカツラから、セリフの1つ1つまで可愛らしくて女性らしくて、全部が好きですね」
「外部出演の『極楽町一丁目−嫁姑地獄編−』はこんなこと言っていいのかしら、というセリフもあってびっくりしたんですが、初舞台生、女優1年生の気持で挑みました」
「(日生の)『風と共に去りぬ』は前半が月組、後半が花組。通しでメラニーを演じたのですが、演じる人によって役の表現がこんなにも違うのかと実感し、また花組の人たちの必死な稽古姿を見て、とても刺激的でした」
「2回目の中国公演では中国語の挨拶や歌があり、発音が難しくて伝わるかどうか、不安と緊張がありましたが、舞台に出たらお客さまがストレートに反応してくださり、うれしかったですね」
「『王家に捧ぐ歌』のアムネリスは、あまりにも苦しんで生まれた役で、本当にいとおしい。タカラヅカ時代、いちばんと言ってもいいくらい好きな役です」
「『花舞う長安』の楊貴妃は、居るだけで匂い立つような女性…女性としてどうあったら魅力的か、美しいだけではダメで、立ち居振る舞い、言葉の1つ1つに真実味がないといけない。産みの苦しみを味わいました」
「スカイ・ステージのイメージタレントは、勉強とチャレンジのくり返しで、好きなお仕事の1つです。タカラヅカ・ニュースの放送予定日がお誕生日で、収録のとき内緒で可愛らしいブーケをいただいて、すごくうれしかったですね」


 卒業に当たって檀は今年3月、檀れいミュージック・サロン「DAN-ke schön!−ダンケ・シェーン−」を開催しています。こちらに関してはあとで詳しく触れるので、「さよなら写真集」について。
「10年後20年後に見ても古びないもの」、「ページをめくるたびに新鮮でみずみずしい、キラキラ輝くものを作りたい」と力を入れて作ったようです。朝、寝起きの素顔から、後半はお仕事モードの檀れいを見せるという構成で、素顔コーナーの写真は家族が「ふだんのあなただね」と言ってくれたとか。おすすめは実際に舞台で着た思い出の役の衣装、アムネリス、マリー・ヴェッツェラ、『愛のソナタ』のゾフィ、楊貴妃の衣装を、舞台化粧でなくふだんメイクで撮ったショット。「カツラもなく、舞台メイクでなく、大丈夫かな?」と不安だったそうですが、「スタッフの力で見事に」できあがったと語ります。
  その写真集の撮影風景が映像で長めに流れますが、これがすばらしい! ナチュラルで可愛い檀ちゃん、舞台コスチュームをまとった威厳あふれる檀ちゃん…ぜひ放送で実物をご覧下さい。

「大劇場最後の日を迎えて」では、大劇場千秋楽映像、サヨナラショー(「娘役でもカッコよく踊れるのよ」と入れた娘役の群舞が印象的です)、白いバラを抱えた退団挨拶、花の道でのパレード風景が流れます。「マイクの前に立ってそのときの自分の気持ちを言おうと」あえて何も考えてこなかったという挨拶…これは放送でじっくり味わってください。涙をこらえているような微笑には、充実感があふれていました。


 締めくくりは「宝塚生活を振り返って」、「現在の心境」。ひときわ率直で印象に残る言葉が語られます。かいつまんで紹介しましょう。

いちばんうれしかったこと…「『王家に捧ぐ歌』や、『ロマンチカ宝塚'04』が賞を取ったことなど、数えきれません」
いちばん苦しかったこと…「専科移動したとき。自分というより、ファンの方や仲間たちの"檀、どうなる?"という、心配の目だったり、好奇の目だったりが…。プラスにするのもマイナスにするのも私だと思っていて、私自身はすごく楽しかった」
いちばん涙したとき…「『王家に捧ぐ歌』の宴会で、お披露目のお祝いに全員のサイン入りのウォーミングアップ着をいただいて、すごくうれしくて号泣してしまいました。いろんな組に回っていたし、突然星組でトップになって、いろんな意味で緊張していたのが、温かく迎えてくれて本当にうれしかったのです」
いちばん幸せだったこと…「舞台に立っているときがいちばん幸せですね。お稽古は産みの苦しみ。苦しくって、苦しくって」
下級生に…「ここでの時間を大切にしてほしいな。…ここでの時間は卒業したらもう取り戻せない時間。若くてパワーがあって、いろんなものを吸収していける、女性としていちばんいい時期を過ごしているのだから、今の時間を大切にしてがんばってほしい。絶対どこかで誰かが見てくれているのだから」
あなたにとってタカラヅカとは…「ずっと一生懸命でした。何かイヤなことがあっても、うれしいことがあっても、本気で泣いて、本気で笑って、本気で怒って、一生懸命過ごした日々で、その中で強くなれたり、いっぱい勉強してきた時間」

  最後に檀から視聴者への「今まで檀れいを愛してくださったファンのみなさま、タカラヅカを愛してくださっているファンのみなさま、本当にありがとうございます」
という挨拶で、番組は終了しました。波瀾万丈の娘役、檀れい。言葉を選びながらもびっくりするほど率直に語る姿に、運命をプラスに変えていく強さと、やりきったという充実感がうかがえました。


 つづいて、3月に宝塚ホテルで行われたディナーショー、檀れいミュージック・サロン「DAN-ke schön!−ダンケ・シェーン−」を紹介しましょう。

 ショーの映像が流れる前に、檀がインタビューに答えています。「Memories of檀れい」のときよりリラックスした表情で、今回のショーについて、内容・構成について、共演者について、そして宝塚生活を振り返っての思いなどを、楽しそうに語っていますが、ここでは「Memories of 檀れい」ではふれられていない、卒業後についての発言をご紹介。
「できればお仕事はつづけていきたいですし、タカラヅカで培ってきたことをいかせていければと思います。…女優宣言? って思われるのかもしれないけど(笑)、広い意味で。もしかしたら本当に女優さんでやっていくのかもしれないし、タカラヅカでの経験を生かしてまた違う道に進むのかもしれないし、それはまだわかりませんが、いつかどこかで、みなさんに再びお会いできたらなぁ、って思っています」
  また会えるのですね。あでやかで、実は"男前"(NOW ON STAGEでの涼紫央の言葉)の檀ちゃんに、また会えるのが楽しみです。

  さてショーですが、ぜひやりたかったという着物姿での登場で、"買い物ブギ"、"恋のフーガ"、"真っ赤な太陽"、『浅茅が宿』"ふるさとの歌"。洋服に着替えてのアメリカン・ポップスのコーナーでは"キッスは目にして"、"コーヒー・ルンバ"など。「やはりはずせないと先生に言われた」というチャイナ・ドレスのコーナーでは"蘇州夜曲"、"赤いけしの花"、日本語と中国語で"夜来香"。そして、絶対にやってみたかった男役姿。スーツ、コート、ソフト帽まで被って"I LOVE PARIS"、"Night and Day"を決め、女性のパンツ姿となって"おいしい水"などを歌います。締めくくりはタカラヅカの曲。ドレス姿で"うたかたの恋"、"愛の宝石"を披露し、アンコールは元LUNA SEAの河村隆一が檀のために作った新曲"あなたに逢いたい"。リーダーとして、娘役の殻を破ったような力強いMCが見どころでしょうか。力強い進行ぶりでした。


 今回は瀬奈と檀の番組を2本ずつということで、思わず力が入ってしまった番組チェックでしたが、いかがでしたか? さて8月は、名作『花供養』がついに登場しますし、今年の『さすらいの果てに』壮一帆&音月桂主演版の両方が早くも見られるのもうれしいですね。亡くなられた演出家小原弘稔氏の、氏ならではの華麗で上品なショーが3本登場するのも見逃せません。何を取りあげましょうか。お楽しみにしてください。M・Kでした。では次回まで、ごきげんよう。


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■第48回 貴城けい宙組主演男役就任記念 「貴城けい 新たなる飛翔」「宙組公演『コパカバーナ』プロダクション・ノート」
■番外編8 VO5 presents スカイ・ステージ・トークSpecial、第12回「霧矢大夢・遼河はるひ、北翔海莉」をチェック!

■カウントダウン特集バックナンバー(2001年4月17日〜2001年7月1日)


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