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まずはロビー風景から。定刻19時にはまだ30分ちかくあるというのに、エレベーターから座席券を手にした人たちが続々と下りてきます。ル テアトル銀座の吹き抜けのロビーにはVO5のブースが立ち、参加者にVO5の赤い紙袋が配られています。私も早速いただきましたが、中には3人の写真がたくさんのっている二つ折りの豪華なパンフレット、6月の番組表、そしてVO5のヘアスプレイの携帯用2種類と、トリートメントのサンプル2種類。いいおみやげです。そういえばVO5のヘアスプレイは、タカラジェンヌの愛用品と、聞いたことがあります。 劇場内に入ります。私は後ろに用意された報道席。テレビカメラも4台入っています。すべて指定席なので、混乱もなく、10分前にはほとんどの人が着席していました。そして定刻の5分前、司会者の方が登場し、ご挨拶と参加の注意など。舞台に目をやると、正面のスクリーンにはVO5のロゴが映り、左右はスカイ・ステージの白い幕。舞台左右にモニターが陣取り、どうやらここに映像が流れるようです。楕円形の白いテーブルに盛り花が置かれ、ハイチェアーが3脚置かれています。 いよいよ定刻19時。山崎さんが呼びかけると、3人はなんと客席の中通路から登場。会場からは大きな拍手がおきます。通路を通って舞台にのぼり、ショーがスタートしました。湖月は大きな模様入りの白シャツに黒のパンツ、汐美は飾りつきジーンズの上下、立樹は黒のジャケットとパンツです。湖月、汐美、立樹の順で、まずは挨拶。トークショーの始まりです。
まずはスカイ・ステージについて。忙しい彼女らのこと、なかなか見る機会が少ないのですが、湖月は専科時代、専科部屋についていたモニターでよく見ていたそうです。寮や劇場の食堂でも流れているので、みんな、見る機会はけっこうありそうです。湖月によると、舞台映像は見なれているけど、自分が出たトークの映像を見るのは恥ずかしいとか。 左右のモニターに出席者たちが出演したスカイ・ステージの映像が流れて、フリートークに。「トップスター・ロングインタビュー」を見ながら湖月が言った、「こういう長い時間一人でしゃべっていると『。』(マル)になかなかたどり着けなくなっちゃうんですよ。文章の終わりまでどうやって持っていったらいいか」っていう言葉に実感がこもっていました。汐美、立樹は「名作の旅」から。雪がちらほら舞う寒い時期、大江山に行った立樹は、寒さのあまり口がかじかんでなかなかうまく話せなかったとか。大きなほうきでのお掃除シーンが笑いを誘います。「外の収録です」と言って、湖月に「見ればわかるよ(笑)」。 おしゃべりはつづきますが、思い出の番組として、湖月は、麻路さきさんとの対談(昨年の「桜吹雪狸御殿」の「もっとミュージカルを楽しもう!!」)、汐美はふだんなかなか出来ない出演メンバーとの、作品や、役についてのトーク番組(「NOW ON STAGE」など)を挙げ、立樹はあこがれの日向薫との対談が勉強になったと語ります。 司会者が下がり、次はモニターで「1914/愛」と「タカラヅカ絢爛」の東京初日映像を見ながらの、公演についてのフリートーク。「東京公演であのマフラー長くしたんだよ。誰も気づいてくれないけど」……湖月の話からはじまったトークは、爆笑の連続。ポンポンとテンポよくつづくこの会話のおかしさは、ぜひ放送でお楽しみください。湖月が気どりなく明るく投げる会話のボールを、的確に受けて投げ返す汐美、そこにボソッとからんでとぼける立樹、会話のキャッチボールが見事です。会話がはずみすぎて舞台下のスタッフから「次の話題に」と指令が飛び、それをまた湖月がしゃべってしまうので、会場は大爆笑。全員、映像に気をとられすぎて会話を忘れ、汐美が「しゃべりましょう!トークショーなんだから、観劇ショーじゃないから」と言う一幕も。
司会者が再登場して、博多座公演の告知があったあと、次は視聴者からの質問に答えるコーナー。舞台挨拶をいつどのように考えるのか、星組のアピールポイント、休演者が出ない秘訣など。「スタートして2作目。スタートの『王家に捧ぐ歌』も本当にいい作品で、作品に恵まれている」、「本当に休演者が出ていないけど、故障者が多かった。『王家』で出した底力というかパワーをみんな身体で覚えていて、それが今回につながっていると思う」…そんな言葉が印象的です。そういえば3人とも、『王家』からの星組編入でしたね。 次は「キーワード・トーク」。「パリ」、「カリブ」、「ヘアメイク・ヘアケア」、「男役」といったキーワードに各自とっさに答えるという趣向ですが、「ヘアメイク・ヘアケア」の答が激しく盛り上がり、また非常におもしろかったのですね。というのも髪を染め、毎日何回もセットし、何回も洗うタカラジェンヌは髪が傷みやすい!だからヘアケアは切実な問題というわけのようで。また、先ほど書いたように、VO5のヘアスプレイはタカラジェンヌ御用達。ジェンヌのリーゼントを作るのは、昔からVO5と決まっているのです。「なぜだか、だれに教わるわけでもなく、みんなVO5なんだよね」、「とくに男役は固めなきゃいけないから、伝統ですかね」、「ほかを使ってみても、VO5に戻っちゃう」、「これがないとあのリーゼントにならない」、「短時間で髪型を変えるときに、ちゃんとくずれたり、また固まったり、その感覚が素晴らしい」……とかVO5談義で大盛り上がり。髪質などで使うタイプはそれぞれですが、汐美が舞台で使うのはメンズです。湖月は私生活もVO5だとか……。 司会の山崎が「スプレー1本で何公演くらい持つんですか?」と聞くと、「ええ?! 1本で何公演も持ちません。1公演で何本……」と汐美。立樹は「3日で1本」のペースだとか。そんな彼女らですから、ショーの最後に「1年分をプレゼント」と聞いたとき、どよめきましたね。湖月からは「私たちの1年分?」という鋭い突っ込みも出て、会場は笑いの渦に。
さて話は戻って、会場からの質問、それぞれのファッションチェック。歌(汐美と立樹で「タカラヅカ絢爛」の主題歌、湖月が「1914/愛」の主題歌)で盛り上がったあとは、参加者へのプレゼントのコーナー。3人のサイン入りプログラム5名、やはりサイン入りの3人の生写真5名、VO5賞としてなんと星組次回作「花舞う長安」、「ロマンチカ宝塚’04」大劇場公演初日のS席チケットを5組10名。そして1名だけ、舞台上で3人と4ショット写真を撮るというプレゼント、当たった方は本当にうれしそうでした。どの賞にもVO5商品詰め合わせが付いていました。 次回作の話題が出て、本日の感想。「とても楽しく時がすごせまして、みなさんも楽しんでいただけましたら(大拍手)……スカイ・ステージを見て公演を楽しんでいただいて、また公演を見てスカイ・ステージを楽しんでいただいて、両方を見て楽しんでいただいたら、とてもうれしいです。これからもよろしくお願いします」と湖月、「本日はあんまりおしゃべりできませんで」と会場をわかせ「このようにみなさまの反応を直に感じながらおしゃべりする場を設けさせていただいて、本当によかったなって思います」と汐美、「本当にものすごく楽しかったです。お兄さんたちにいつもものすごくお世話になってまして、楽までよろしくお願いします」と立樹。 そして今後の抱負、別れの挨拶で幕となりました。「100周年にむけて」と、笑いをとった立樹、それを受け、「今星組はノリにのっていると思うので、このまま100周年まで走りつづけたいと思います」と汐美。そして湖月が「80周年から90周年はアッという間でした。100周年はとても遠く感じるんですけど、今の下級生の子たちにとってはアッという間に100年が来てしまうのではないかと思います。今90周年、この1年を充実して、一つ一つがんばっていきたいと思います。本当にこんなにたくさんの方たちに来ていただけて、私たちのつたないトークを聞いていただけまして、本当にありがとうございます」と締め、トークショーは幕となりました。
興奮さめやらぬ様子の参加者たちは、楽しそうな笑顔で会場をあとにしています。タカラヅカってやっぱり元気のもと、そんな感想を抱きました。 |
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■カウントダウン特集バックナンバー(2001年4月17日〜2001年7月1日) |
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