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司会はいつもの山崎朱里さん。「今日の千秋楽、非常に盛り上がったと聞いておりますが、いかがでしたか?」と、話の口火を切ります。貴城がまず「お客さまがすごく温かい拍手をくださって。最後、幕が下りる直前にスタッフの方が仕込んでくださった桜の花がブワーッと降ってきて、すごく感動しました」とコメント。未来が「びっくりしちゃいましたね、何が落ちてきたのかと(笑)」と返し、「最後、お客さまに反対に私たちから桜の花びらをプレゼントするかのように、舞台の前の方からみなさまに、こう投げかけました」と言葉を添えます。最後に天勢が「私もその桜の花びらに感動しました。あと今日は同期の安城志紀が卒業する日でしたので、それも含めてとてもいい千秋楽でした」。 そんな話のあと、いよいよ本題へ。まずはスカイ・ステージについて。自分たちの出演番組を見ながらのトークとなります。スカイ・ステージには貴城と未来が加入ずみ。天勢はホテルなどで見る機会があるときは、ズーッと見ているとか。瀬奈じゅん、大空祐飛と出演した前々回のトークスペシャルのとき、番組の画面を携帯で撮って互いに写メールすると言っていた貴城、写メールを送り合うのは今でも続いていて、1か月くらい前にも瀬奈じゅんから届いたそうです。スカイ・ステージが「大好きです」という未来、とくに昔の作品を観るのが好きで、見たものを楽屋で真似する、その芸が評判です。貴城いわく「今でも真似してるんですよ。前の日見たものを…今朝もね、楽屋でしてくれたんですけど(笑)」。未来が笑いながら「今日の出し物は、昨日のTCAスペシャルの真矢みきさんの真似をしてました」。天勢には「今月の『仮面のロマネスク』はご覧になりましたか?」との問いに「それはあえて見ないようにしました」と…初舞台作品で口上を述べる姿が映っているのです。 続いてそれぞれが出ている映像を見ながらのトーク。貴城のパーソナルブックの撮影風景、未来と『エリザベート』歌唱指導の楊淑美先生とのトークと続き、天勢が女役に転向してすぐのインタビュー映像が流れました。それを見て天勢「髪がひじき…」と一言。貴城が大笑いして「ひじきが頭にのっている! おかしいよ」…伸びきっていない髪を必死でまとめていたのですね。樹里咲穂の「JURIのそれってどうなの!?」の貴城が出演した回では、飛び入りゲストで未来も登場。愛耀子と2人、汽車の振りで出てきて笑いを取ります。実はこのシーン、撮影順序が一番最初で、未来たちは撮影現場をかき回してササッと退場したとか。そして3人とも出演している『睡れる月』の“NOW ON STAGE”へ。このころはだいぶ髪も伸びている天勢、今度は「朝早くて、顔がパンパン」と嘆き、またも笑いを誘います。司会に「爽やかですね」と言われた未来、「爽やかと、はじめて言われました」とうれしそうです。
そして今度は少しマジメに、終わったばかりの『睡れる月』について。映像を見ながら、まず“宮”貴城が、日本物の女役がはじめてだった天勢に「どうだった?」。掛けを着たのも中袴もはじめてで、日本物に限らず「ちゃんとした普通のタカラヅカの娘役がはじめてだった」と天勢。そういえば転向後初の舞台『あの日みた夢に』のスージーは男の子のような女の子でパンツ姿でしたし、その後は外部の『WEST SIDE STORY』のアニタに出演。タカラヅカに戻ってきて初の娘役が日本物で、いろいろ大変だったようです。最後ワーッと死ぬ楠木は「すごく気持がいいんですよ」と未来。ところが観にきた轟に「切腹しているのになんで息しているの?」と言われ、「引っこむまでずっと息を止めっぱなしなの。だからチアノーゼになって、そのまんま倒れそうになった」。「最初に天狗で出てくる」と貴城に言われ、「天狗じゃないよ(笑)…あのカツラを、みんなかぶりたがるね」。貴城「私かぶらなかったな…私はね、昨日、大君の子ども時代のおかっぱのカツラをソデでかぶったけど、誰も気づいてくれなかった」…あまりにも自然で可愛くかったから誰も気づかなかったのですね。 この作品、人間関係が複雑で、言葉も難しく、最初は難しそうに思えたのが、稽古をして素直に見てみたら、案外スッと見られたそうです。でも最初はやはり大変で、人間関係の図を描いたりして勉強したそうです。2人の会話をちょっと引用してみましょう。 貴城「あれだけ“わずかながら南朝の血を継ぐが故”って言ってるのに、私、北朝? とか言って(笑)…言っているのに、わかってない」 未来「同期の愛耀子なんて、だいぶたってから、あぁ、そうだったんだって…全然理解してないでやってました(笑)」 大変だったのが、天勢たちのウサギ跳び。天勢がしみじみと、「公演が終わるのはさみしいけど、あれをもう明日からやらなくていいと思うと、ホントに終わってよかったと思う」と語るくらい、体力的にはきつかったようです。それを1公演に2回、2回公演に日は4回、はねるのです。「すごく鍛えられました。階段がしんどくなくなってきた気がする」、「ソデで屈伸したり、アキレス腱を伸ばしたりして準備して、エイヤッと舞台に出ていました。」と天勢。 貴城の“宮”の役は「苦しかった。ドーンと来るんですよね…暗いの担当みたいでした(笑)…でもまぁ、この間、『青い鳥』でさんざん明るいキャラをやっていたので、これもいいかなって(笑)」。また足袋が左だけたびたび脱げるので、何故だろうと思っていたら左だけサイズが小さかったことが判明したとか。そのほかにもそれぞれおもしろいエピソードが飛び出しますが、その辺はぜひ放送で。
おなじみのルーレット・トークは、まず貴城に「VO5を使って一度思い切ってやってみたい髪型は?」…「モヒカン」。未来に「朝は強い方ですか?」…「朝は強い方ではない。朝は必ずシャワーをして目を覚まします」、天勢に「娘役になって男役を見る目は変わりましたか?」…「あまり変わりませんね。私はすごく細いのですが、見た目より力があって、今は要らないのに上腕二頭筋があり、いかつくて困ります」。「見る見るうちにソフトな感じに変わったかなってすごく思います」とフォローする未来に、「そうですか?」とうれしそうな天勢でした。 続いて恒例のVO5話。実は、天勢はこのVO5トークSpecial初の娘役ゲストだそうで、まずは彼女から。娘役としてまだショーはやったことがありませんが、ふだんもVO5を使っている天勢、この日も楽屋にVO5を持ってきています。数あるVO5商品の中で愛用品は、未来はグリーン、貴城はブルー、天勢もブルー。使用量はなんと言っても未来がダントツで、1本が1週間ともたず、「朝の一吹き目はVO5で頭を洗うぐらい」。毛の量が多いので抑えるために量を使うそうで、髪の中までごしごしとすり込む様子を見せてくれます。 続いて思い出のステージとして、天勢が出演した「名作の旅」を見ながら、2000年に上演された貴城主演のバウ作品、『ささら笹舟』についてのトーク。「名作の旅」の収録では、竹藪に虫がいっぱいで、穴あきジーンズをはいていた天勢、虫に刺されて大変だったとか。 この公演は、舞台上でも舞台裏でも、とにかくハードでした。とくに貴城は3役を演じ、出ずっぱり。セリフ量も膨大で、早変わりも「すさまじかった」。楽屋では衣裳部さんから、生徒、大道具さんまで動員して、必死の早変わりが行われていました。それも日本物で、甲冑や刀もあり。初日には終演後、足袋を7枚はいていたというエピソードが披露されました。「草鞋がめちゃくちゃきつかったんですよ。最後歌っているときに、足の血液が止まっているんじゃないかってくらいきつくて(笑)。そうしたら終演後、脱ぐときに、脱いでも脱いでも足袋(笑)。いろんな色の足袋が…」 全員大好きだったと声を揃えるこの舞台、「スタッフの方たちにも印象深かったらしい」。スタッフとの間でも今でもよく話題になるそうです。出入りが狭い穴で、貴城は、衣装を着て刀などもつけ、匍匐前進して出たなど、話題はつきません。
トーク・スペシャルもいよいよ大詰め。3人揃って「Joyful!!」、「睡れる月」の歌を披露したあと、次回雪組公演大劇場初日チケットなどが当たるお客さまへのプレゼント抽選、そして3人によるVO5商品1年分が当たるペアマッチクイズが楽しく展開されました。これはパネルをひっくり返し、トランプの神経衰弱のように絵柄を揃えていくのですが、結果は番組をお楽しみに…。最後に天勢、未来、貴城の順で挨拶をして終了。客席を回って退場して、番組は終わりました。 リラックスした様子の貴城、ニコニコ笑いながらおもしろい発言を連発する未来、おっとり顔でとぼける天勢…楽しいトークでした。 |
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■カウントダウン特集バックナンバー(2001年4月17日〜2001年7月1日) |
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